前にも、幾つかの動作を紹介したことがありますが、、、
一段、二段を説明した長い映像があったので~改めて。
使い方、一つに固定されている訳ではない~楽しいです。。。(^^)v
抱球。。。
両手は同時に回転させる。相手が攻撃してきたら~「合」
これが抱球の用法~反対側に、反関節~実際に使う時、表演のように舒展(大きく)とはなりません。陰陽が相対した擒拿。
★野馬分鬣。。。
抱球~脚を出して~分・靠~
野馬分鬣の前の手の掌心の向きは斜めで目線の高さ~靠&分け開く~攻撃。
棚の場合は横で肩胸の高さで、前に~防御(がメインで、攻撃に転じる)。
◎使用法説明~
★白鶴亮翅。。。
右掌心は斜め左後ろ方向に。左顧、右盼~中定~膨満圓沈な劲。
こんな風に、先に右手が上がってしまい~体を開くときには左手だけが変化をするというのはダメです⇒太極拳の原則「一動無有不動」「一動則百動」
◎使用法説明~攻撃にも防御にもなる~豊富です。
★搂膝拗歩。。。
用法は、搂(払って)~推す⇒払って(防御)~推す(攻撃)。
白鶴亮翅にしても~全ての動作、柔(防御)と剛(攻撃)によって組み合わされています。
※経過では、寄せた足の爪先を地面に着いても構いませんが、脚力がついたら、着けないで~
★手揮琵琶。。。
身体を右に回転させて、後ろ脚を半歩寄せ~後ろ足に座って~挑腕・合腕。履li劲を使っています。
◎使用法説明~抱球の合とは違います。相手の肘に反関節~体の回転が伴わないと、相手の反撃を受けてしまいます~先ずは自分を守り、それから相手を攻撃。
太極拳の攻防原理が理解できれば、動作規格の正確性も増します。
★倒巻肘。。。
足を後ろに出す時、前(軸)足に重心を沈めながら出す~後ろ足に重心を乗せながら出すのは間違い⇒太極拳の歩法~進歩は踵から着地~退歩は爪先から着地~足幅(15cm前後)が必要~脚を出す時、重心が上下しないよう「平」を維持。
◎使用法説明~後ろに下がりながら、下の手で防御~上の手で打つ~打ち出す手の軌跡に注意。防御の腕に沿うように肩を攻撃~前腕と離れると、相手が反撃しやすくなる。
防御の手の軌跡に注意。股の近くを通る~胸方向に上がると、松肩とならなくなってしまう~沈肩墜肘が原則~肘でも攻撃をしている。
★攬雀尾。。。
倒巻肱から続けて抱球~攬雀尾⇒合力を利用しています~ 棚から腰を回して相手の手を取りにいき~履帯(引っ張る)は後ろ45度を超えない~前に腰を回して挤~胸の高さで弓歩になりながら推す~後座~少し右に身体を回し(相手の力を化)~按。
※映像は楊式系⇒後座~按に到る身法は、老師によって様々です。
左攬雀尾が終わったら、 続けて右攬雀尾⇒后座~爪先を内側に入れて~手を左右に開き~重心を左足に移して右足を左足に寄せ抱球~転腰~脚を出して~右攬雀尾。
◎攬雀尾の使い方~棚で受けて、履で引っ張り、挤で前に推し、沈、按。
相手が攻撃~それを受けて~引き摺りこみ、飛ばす~挤の後手は、前手の手首につける。片方だけで推すのと、両手で推すのでは力量が違う~前の手はお父さん、後ろの手は息子。二人が力を合わせます。
按の使い方~相手が来る~その力を化(無)してから、前上斜め方向に推す~真っ直ぐに推さない~沈按。
単鞭に移行~雲手への経過動作~鈎手を作ってから腰を回し~足を出し~推して行く~前腕の肘と膝、手と足、肩と股は一致。
単鞭は分劲~左右の手が分け広げられ、引っ張り合ってもいる力~腰が回りながら~弓歩で終わる⇒前手は身体の回転に沿って自然に開き、最後に推す~脚と手の動きは同時に完成。