朝、連続ドラマを見ていたら。。。
「夏に食べたくなる、お汁粉のことを~」
というような、「平塚らいてう」の台詞があって。
北京体育大学に滞在していた頃、夏になると食堂では、緑豆や小豆のジュースを売っていたことを思い出しました。
夏季に食べると、「養心(経)」になると言われている小豆。
小豆には浮腫みを防ぐ効果が⇒心&腎、いずれに原因があっても利水作用によって解消できる。
性は甘平、清熱解毒、健脾益胃、利尿消腫、通気除煩、補血生乳等の効果がある。
夏に小豆を食べる。。。
中医では、夏季には「養心(経)」~を重要視している。
気温が高く、汗によってビタミンが流失~疲労し易い夏。又、湿が多くて脾虚による疲労も。
小豆には清熱祓湿、消腫解毒、清心除煩、補血安神作用があり~ビタミン、カリウム、カルシウム、鉄分等の成分を含んでいるので、お粥やスープに仕立て、消暑の甘味として摂取すると、食欲増進、ビタミン補給が出来る。
五色を五臓に配すると、、、小豆⇒赤⇒心⇒清心火,補心血。
食物繊維も豊富なので、降血脂、降血圧~心臓の働きがスムーズに。
小豆にハト麦(ヨクイニン)を加えることも。。。
ハト麦⇒脾健胃益、補肺清熱、清熱祓湿⇒消炎、利尿、鎮痛、排膿、強壮薬として利用されている。
★あ。。。今、調べ直したら~「平塚らいてう」の言うお汁粉=「ゴマ汁粉」でした。(^^;
★「夏のスープなら豚肉」と、北京のレストランで薦められた「豚・トウモロコシ・大根」
骨付き肉ではなく、バラ肉を利用しても。。。(^^)v
トウモロコシも夏の陽養生に欠かせない食材。。。
・足陽明経。
・調中開胃、益肺宁心、健胃、利尿。
トウモロコシの主な成分は炭水化物(糖質)ですが、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミン群、カリウム、マグネシウムなどの各種ミネラル、食物繊維がバランスよく含まれる。
その他に疲労回復効果が高いアスパラギン酸、脳の機能を活性化させるグルタミン酸、免疫機能を向上させるアラニンなども含んでいるので、疲労回復や免疫低下予防に。。。