太極拳、「内三合」のうちの「意」については、
様々な解釈がありますが、、、
こんな捉え方は~どうでしょうか。。。
内三合において、、、
「心」は大脳。
その大脳(心)の指令を規律(八法)に則って神経系統に伝えて身体を動かす=意を通す。
例えば。。。
大脳が「相手を打つ~」と閃いた途端、規律を無視して無造作に拳を打ち出す⇒意が介在しない。
先ずは、有心により規律を極めた後の「無心=自然」を求めなければならない。
大脳の指示(有心な状態)により、規律を実行させながら~ゆっくりと丁寧に神経系統をコントロール(意識の透過)⇒長期の練習を経て習慣化され~自然に行われるように⇒無心となる。
「心」の指示によって、全身に規律を遵守させる力=「意」
規律遵守の精度に比例して、功夫も高くなる。
★規律は、拉筋抜骨な状態を作りだす⇒筋肉の放松&関節の松開は、血液循環を促進させる⇒酸素の供給量を高める⇒保養健身。
★去年参加した中華武術名家講堂で、張全亮老師~初日の言葉。。。
「套路はお湯のようなもの。お茶の葉を入れなければ味が出ない。味=規律=八法⇒套路を覚える前に、基礎を身につけてこそ中味のある太極拳になる」