太極拳の身体の使い方~
知れば知るほど、現代医学で実証されている事柄が実行されていると感じます。
★最近、中国の書籍で見つけた脚部「三角支撑」を利用しての重心移動練習を始めています。
上級者、初心者共に顕著な効果がありました。お試しください。。。(^^)~♪
①下腹部、膝、脛。
⇒股関節のツボ「衝門」を「脛⇒承山に対峙する辺り」に墜とす⇒膝が頂点の三角を形成。
②承山、踵、湧泉。
⇒「湧泉」から「承山」へと吸い上げるように⇒踵が頂点の三角を形成。
★特筆は「衝門」の作用。
⇒恥骨筋、腸腰筋、大腿神経等に影響を与えるツボ。
⇒収腹、圓裆が自然に出現~足寄せや后座が安定してラクになります。
※虚歩姿勢で、手を合わせて押されながら身体を調整⇒相手に伝わる力の質が変化=正しい。
★恥骨筋
人間の恥骨の筋肉で股関節の屈曲や内転を行う。
腸恥隆起から恥骨結節までの間の恥骨櫛に沿って起こり、細長い長方形を呈して下方へ斜走し、近位(上部)の線維は小転子のすぐ後ろを走り、大腿骨上部の恥骨筋線と粗線の近位部で終わる。支配神経は大腿神経と閉鎖神経の二重神経支配である。
★腸腰筋
腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群の総称。腸骨筋と大腰筋が関連している。内臓と脊椎の間にあり、深部腹筋群とも総称され見えない筋肉の一つ。主に股関節を屈曲させる働きをするが、腰椎のS字型を維持する働きを併せ持つ。腹腔の後ろにあり、脊柱を前屈させる筋でもあるため「深腹筋」と呼ばれることもあり、運動に非常に重要な働きをしている。これは腸腰筋が背骨から大腿骨にかけてを引っ張り上げるような形状で緊結しているためで、多くの筋肉の中でも唯一重力から身体を守るという役割をも果たしている。
★大腿神経
大腿前面の皮膚の知覚神経、腸腰筋、恥骨筋、縫工筋、大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)、膝関節筋を支配する。
★腰神経叢
脊髄神経から分岐し骨盤・臀部・性器・下肢のうちに大腿・膝・脹脛へ繋がる神経叢の名称。
腰神経叢は脊髄神経から分岐し背中・腹部・鼠径部と下肢のうち大腿・脹脛・足に繋がる仙骨神経叢と相互に連結しているためこれらを合わせて腰仙骨神経叢と呼ぶ。
★体幹の安定性に重要な腸腰筋等のコアトレーニングの必要性については、こちらを。。。
https://welq.jp/5742