北京で、高手の老師たちから指導を受けていた時。。。
「あなたのズレが1mm以下だとしても私には分かる」とか、「進歩はしているけど~ほんの僅かでもズレがある間は注意し続ける」と言われていましたが~
初練習の今日、参加者へ~重箱の隅をつつくような細かさで身法を要求。
套路を覚えた後、レベルアップには欠かせない要素ですから。。。(^^;
★身法を磨いて精度を上げていく~今年も継続。。。
《太極之本—立身中正》
太極拳練習時には「正」が守られていなければならない。
身形が正であれば、気も又、正。
気の正は、精神をクリアにして意識を各部に行きわたらせることが出来る。
「含胸抜背」も立身中正の要素である。
練拳時には、静態&身体中正の保持が重要。動作を行っている時には身法を遵守しながら端正に。
立身不正だと、劲力が行きわたらない&圓転変化も闊達に行えない。
正は太極拳の基本要求。身体外形要正。内気運行要正。意念要正。
「中正」のキーポイントとなるのは、「頭頂上懸」「尾閭中正」
・頭頂上懸⇒精神がクリア、身体は自然に展開~縮こまることがない。
・尾閭中正⇒尾閭中正神貫頂、満身軽利頂頭懸⇒尾閭が正となる(提肛)と頭頂上懸が出現⇒上下貫通、精神提起⇒神貫頂。
尾閭は脊柱の最末端部分。
尾閭中正によって、脊柱を下方向に歪みなく垂らすことができる⇒中正保持の要。
★尾閭部分は生理的に僅かに外側に湾曲しているので、その末端を内側に向ける≒提肛。