★健身保持の為、養生家は単独で行っているという≪雲手≫
◎心静、意念集中、全身舒展、松弛の作用で、神経系統、消化系統、内分泌系統、血液循環系統等が促進調整される。
◎呼吸と結合⇒深長緩均で規則正しい呼吸により腹部が動く⇒肺活量が増えると共に横隔膜による内臓マッサージ効果が得られる。
◎手腕運動⇒太陰肺経、陽明大腸経、少陰心経、太陽小腸経、厥陰心包経、少陽三焦経を刺激。
◎動作中は、虚領頂頸~尾閭中正(督脈は会陰より起動⇒提肛がスィッチになる)⇒身法を守って、腰脊椎を軸にした旋転を行う⇒腸、胃、腎等の内臓器官を健やかに保つ。
◎上体&下肢の活動、重心移動は全身鍛錬となる。
★準備式
両脚は肩幅。両手は自然に垂らして~全身放松。目線は平視。
★動作
上体を左に回して~左手は左上方向へ(普通に雲手)⇒重心は中心から右足に~左足に⇒歩行はしない~その場で。
★収勢
左重心~左手が左上から、右手が上~旋転して正面にきたら、両手を合わせて収勢。
★効果を得るには。。。
・身法を守る。
・転体と雲動は「以腰為軸」。
・腰股要放松。
・動作要配合呼吸⇒右雲手は吐く、左雲手は吸~呼吸は長く深く均一に。
★左右反復して行う⇒回数に決まりはない。
★私の師匠、≪宗維潔老師≫の説明による
≪雲手≫
※「北京で太極拳」の講師です。。。(^^)v