昨晩10時から、今日の午後6時までブログ運営会社のメンテナンス。
久しぶりに更新ナシとなりました。。。
大好きな≪中国新歌声第二期≫が始まりました。
第一回、話題になったのは、審査員をウルウルさせた浙江省出身19歳の女子大生≪叶炫清≫
同じ浙江省出身の詩人&画家≪木心≫の詩による≪从前慢≫を歌っています。
木心が亡くなった後に見つかったという詩。
創作年代等の詳しい状況が分からず、、、
政策の変化につれ、大きく変わり、失われてしまった生活を懐かしんでいる~烏鎮に戻った際、生家が荒れ放題になっていて、「もう、二度と戻ることは無い」と言った時期なのか~終の棲家として帰郷した時なのか~その解釈は中国人でも様々。。。
状況に興味があって、木心を追ってしまいました。。。(((((^^;
≪从前慢≫
记得早先少年时 大家诚诚恳恳 说一句是一句
清早上火车站 长街黑暗无行人 卖豆浆的小店冒着热气
从前的日色变得慢 车、马、邮件都慢 一生只够爱一个人
从前的锁也好看 钥匙精美有样子 你锁了,人家就懂了
少年だった頃 人々は誠実に暮らし 心から言葉を発していた
早朝の駅 暗い通りに人影は無く 豆乳を売る店の蒸気が上がっていた
以前は 移り変わりはユックリで 車も、馬も、郵便もユックリ 生涯に愛する人は一人
過ぎ去った日々 その錠は美しく 鍵も精美
あなたは錠を下し 人々は それを受け入れた
作詞家の≪木心=1927~2011年≫
浙江省烏鎮東柵の富裕家庭出身。14歳の時、上海に求学~故郷を離れる。
南京美術学校で学んでいた時、左翼活動のリーダーとなり、上海市長より除籍&国民党より追われ~台湾に移る。
1949年中華人民共和国成立前に大陸に戻り、美術教師などを務めていたが、文化大革命中に、その言動により三回、収監・労働改造所などの処罰を受けている。
1982年に、自費でニューヨークに留学。
アルバイトで生活を維持しながら、絵画と文学の創作に励む。アメリカで話題になっている中国人芸術家がいると注目した台湾の雑誌社により、自作が出版される。
2005年。烏鎮出身で世界的に活躍している芸術家がいる~と知った故郷の要請で帰郷。
2006年になって、ようやく中国大陸で書籍が出版される。
2011年、生涯独身のまま、烏鎮で逝去⇒落葉帰根。