数時間前に~
太極拳における小指(手)放松効果という文章を見つけて。。。
試してみたいけど、相手してくれそうな人が側にいない。。。ρ(. . )
太極拳の練習時、小指の存在を軽視してはならない。
太極拳内功では小指は重要な働きをしている。
松肩の後、薬指に誘導されるように腕を挙げる~小指を放松すると、自然に腕が下がる。
胸前で~相手の腕に手を乗せた状態から、小指を放松しても同じ効果が得られる。
相手の腕に引っ掛けて~ではなく、乗せているだけ⇒自然であればあるほど、効果が得られる。
小指放松には、肩放松、肘下垂を促す効果がある。
拳勢が下に向かう時、先ず小指を放松すれば松肩垂肱が出現。
※松肩は、松腰・松股を出現させるための初動。
※小指には陰陽二つの経絡が通っている。
少沢、少衝⇒手太陽小腸経、手少陰心経~心、小腸は人体でも重要な役割を担っている⇒保健、養生と密接に関わっている⇒小指放松には、便秘を解消させる効果がある。
≪以前に紹介した、各指の働き≫
★小指
小指は終始放松⇒拳勢が前から後ろや下へと向かう時、小指を放松させると~松肩~墜肘~手腕は自然に下垂&後捋となる⇒采は、小指の外側を意識。
★薬指
前方向&上方向へと引っ張る作用がある。
前や上に向かう動作の時には、手全体で動こうとはせずに薬指の先導で動くように。
★中指
前に手を出す時、中指の延長へと意識を通す⇒放遠となる⇒「意到前方無限遠」
※拳派や運用によって、意識を通す指は変わる。
★人差指
人差指には力を加えないように。
軽く運動路線をなぞっている。人差指が放松していないと手全体が放松しない~手が放松しないと腕も緩まない~前腕が緩まないと墜肘、松肩などが難しくなる。
★親指
バランスをコントロール作用がある~それを生かすには、虎口を開くように。
★手の五指~養生的には、
・親指:導引練脾胃
・中指:導引練心臓
・人差指:導引肝臓
・薬指:導引肺臓
・小指:導引腎臓