先日紹介した趙長軍とジェット・リー、ライバル二人の大会表演を合わせた動画が。。。
2017年、競技套路の内容~進化しています。。。
久しぶり、かつては一緒に練習していた太極拳仲間に会い~夜ということもあり、一時間程度のお喋りで解散するつもりが、あっと言う間に二時間。互いの環境が変わっても、共通項があると話題が尽きません。
★ある中国人老師が中国の太極ネットに投稿していた「我心中的武術」という文章。
「全ての道はローマへと通じる」と「武術家是一家」と同じ意味合いをもった言葉だと思います。雲でも氷でも、大雨でも雹でも、川でも海でも全ては水です。太極拳を学ばなくても、形意拳でも八卦掌でも行きつく先は道です。「この拳がいい」、「この練習法が優れている」という選択は、どれも皆、道を目指すための道具でしかないので、分け隔ては排除すべきです。
月を示したからといって、その指が月になることはありません。
河を渡るには船を手放す。山に登るには馬から下りる。功夫修行=探求し続けること。要領を掌握して体得したら、固定観念を捨てる。そして又、模索する。あの孔子でさえも、一日に三回は反省をしたと伝えられています。
攻防を学びながら陰陽を考える。内面の変化を知ることによって変わらない真理が見えてくるようになるのです。
杖を携えて高い山に登るのは、時間もかかるし苦労も多いことでしょう。けれど忘れてならないのは、「何故、何を求めて自分は山に登るのか?」ということです。その行程において、刻一刻と受け取れるものは変化していきます。体得したものが失われることはありません。