香港からの練習参加者に、陳意齋の胡桃菓子を頂きました~♪
香港では陳式を習っているそう~他の参加者は42式拳。
ので、身法レベルアップ訓練に⇒含胸抜背により出現させた劲を意識により運用する基本概念&攬雀尾等の用法を利用して、太極劲運用時(柔和で抵抗不可)と筋肉運用時(抵抗可)の力の質の違いを体感⇒站桩時、内側では何を追求しなければならないのか~を具体的に体得するのが主体の練習となりました。
★ある中国太極拳老師の書籍に書かれていた≪神韻≫の解釈。。。
⇒神韻:芸術作品などがもっている、表現しがたい極めて優れた奥深い趣。
一般の人には分かり辛いことかもしれませんが、内家拳の練習において、神韻は大切に丁寧に追求していかなければならない対象です。 実際には、目には見えない実体のないモノですが~研ぎ澄まされた精神によって、呼吸、身体が統一された運動は、自分自身でも他の人からでも美しいと判断されます。それは、音楽と同じです。身体の各部、器官が精神の指揮により一つの旋律を奏でるのです。
太極拳の神韻は、どのように現れてくるのでしょうか? 先人達は、≪以意行気、以気運身≫という表現を残しましたが、動作の中で神韻として現れてくる要素(太極拳理論を母体とした規律)をいかに把握していくかが大切です。
自分に足りない物は何なのか?それを自身で気づけるような段階(中級者)になると、練習方法にも変化が生まれて神韻(拳)が形を成し始めます。
練習によって得られる太極拳の神韻⇒その動作の中に太極拳理論の理解が現れている状態。他の人にも明らかに理論が見て取れる動き=神韻⇒用法も~手足の方向、路線、形の正確さなどが理論に沿ったもの(十三勢)として出現=神韻⇒長拳を、ただゆっくりとしたような動作を練習しているだけでは神韻は生まれません。