太極拳身法。。。丹田呼吸の為の

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太極拳の呼吸について質問された今日。。。
丹田呼吸は身法によって誘導されている⇒故意(直接)に丹田に吸気を送り込むのではなく、虚領頂頸~沈肩墜肘~含胸抜背(中丹田内含)~立腰~提肛(収腹/下丹田内含)という太極拳規律が横隔膜を連動⇒気沈丹田となることで丹田による劲の運用が可能に~と思い始めているこの頃。


初心者向き身法形成のアドバイスになるとよいのですが。。。
虚領頂頸(提頂/頭を上げる⇒ポジションは老師毎によって、左右玉枕・風池・天柱等と様々ですが~各部を引き上げる意識)の後、左右肩井~左右腎兪~左右環跳へと意識を下降⇒左右を均一に下げることで立如秤準(立身中正)を保てる⇒回数をこなすにつれて松肩松腰が自然になります。

気沈丹田となるには収腹(腸腰筋)による圓裆形成も必要⇒収腹は、湧泉(土踏まず)を足の甲方向に引き上げる~とも連動しています(肩井と湧泉が呼応)。

・玉枕と腎兪は足太陽膀胱経⇒目~後頭部~背中~脚の後部を通って~足へと到る経絡。
・風池・肩井・環跳は足少陽胆経⇒頭部~肩~肋骨~脚の外側~足指へと到る経絡。

※道を整備する(姿勢を整える)ことで自然に繋がっていく⇒正しく行えると、体感あり。
※頭の位置(姿勢)が悪いと、虚領頂頸~肩井から腎兪へ下降していく劲は体感できない。

★松と身法の関係。。。
・松は、太極拳劲を出現させるための道具の一つであって最終目的ではない。
・太極拳の要求は全身松放。虚領頂劲、沈肩墜肘、松腰松股は松となる為に必要な基本要求。
・虚領頂劲と全身放松はの関りは大きく⇒虚領頂劲の完成無くして放松は生まれない。
・頂頭懸であれば、身体は~下方へと放松が生じていく~松腰、松股となる。
・気沈丹田となるには先ず虚領頂劲。 虚領頂劲は、気沈丹田の必須条件。
・松であれば到位(上肢下肢ともに正しい位置)となる。
・松は、立身中正が正しく行われた時に自然に生じる。

で左右の歪みを指摘されたら、立身中正を利用して定式の修正が出来るはず。。。
「手揮琵琶」「単鞭」「野馬分鬣」「搂膝拗歩」等の定式站を利用して、身体の偏り(肩や腰、股関節の歪み)の糾正を。

頭を引き上げ(項が、衣服の襟に沿うような位置で)⇒左右の肩井から左右の腎兪へと意識を落とす⇒背骨を真っ直ぐでは、垂直ではあっても左右の肩&股関節の平行が保てるとは限らないので~背骨の両側を通すことによって平行が維持できる⇒沈肩墜肘も左右の腕の形が異なっている時でも、内劲は左右対称に走っている。


定式で、正しい形を作るのに必要な要素が把握できるようになったら、それを経過動作でも維持⇒一動作、一動作の繋ぎは立身中正(中=松)を作り直す⇒立身中正は下沈も出現させているので、脚の蹴り出しの原動力となる。

★立身中正が保たれていれば~立腰、圓裆、股放松の形成&膝が内側に入るのを防ぎます。


Commented at 2018-10-14 03:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by takeichi-3 | 2018-10-11 23:58 | 太極拳理論 | Comments(1)

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