再び、この映画を見て過ごした~な今日です。ドニー・イェン出演の映画の中でもアクションが最高だと思える「武侠=捜査官X」⇒中国ではドニーが演ずる役柄がタイトルに、日本では金城武が演じる役柄がタイトルになっています。
清朝末年、辺境にある小さな村で妻子と共に暮らしている紙職人“劉金喜(ドニー・イェン)”。逃走中の武高な二人の強盗と居酒屋で遭遇した劉金喜が自己防衛するうちに死亡したという事件の調査の為にやって来た捜査官“徐百九(金城武)”は、劉金喜の出自に疑問を抱き~徐々にその本来の姿(残虐な強盗団の一員で武芸の達人“唐龍”)が明らかになっていく。
劉金喜を知るにつれて、徐百九は、劉金喜が過去を改めて“正”となろうとしていることを知る。が、強盗団が村へやってきて~行方不明になっていた唐龍が生きていることを知り、彼を力づくで呼び戻そうとするが、唐龍は拒絶。
★母親のような存在、恵英紅(ドニーの母親より学武)演じる十三娘との再会&戦い。
「あなたは、唐龍じゃないの?」「あなたに随いて、帰ることはできない」「誰が帰ってこいと言っているか知っているの?ボスはあなたを手放したりしないわ」~「唐龍。やっぱり、唐龍。」
★金城武⇒以前に扱った事件後、もう一人の自分が現れるようになっていて~な場面。
宿屋の主人のセリフ、「この警官、性格は変わっているけど~三等の部屋を選んだところを見るときっと清廉なのだろう。明日の食事、彼から金を取るのは止めることにしよう」
肉体は汚物を入れた皮に過ぎない。清廉か清廉でないか~善人、悪人、体質によって決まってしまう。人迎穴は、食欲を管理している。小柄な人は人迎穴の勢いがが旺盛なので、奔放に食に走ってしまう傾向がある。「先ずは四角分を~、いや八角分を持ってきてくれ。」酒は息を荒らげ、心臓への負担を加速させる。彼の死は人迎穴が招いたもの。
私の弱点は壇中穴。壇中穴は人への同情心に関わっている。私の壇中穴は生まれつき旺盛なので、人に愛を注いでしまう。そのせいで、以前に一度大きな間違いを犯してしまった。養父母の金を盗んだ少年を捕まえたことがあったが、法が人を凌げるはずはないと思い、放してしまった。その後、少年が食事の中に毒を入れるなんて誰に予測出来ただろうか。身体に毒が回った私は二本の針を打った。一本は壇中に~人への愛を抑えるために。もう一本は天突穴に~毒を抑えるために。針によって身体と性格の弱点を治療した。あの時からだ。彼が私の前に出現するようになったのは。彼は言う、「人間性なんて信用できない。法や物質の方が人を裏切らない。」