昨日、中国の知人たちから「中秋節快楽!」というメールを受け取りました。中秋節にはテレビの特別番組内で武術表演もあったりするのですが、今年のものは見つからず~去年の少林塔溝武術学校の表演でも…
最近、自分の身体内部のパーツの動きを細やかに(個々に)感じとれるようになって、内家拳って面白い~な状態になっています。今日は腰の回転稼働に役立っている帯脈(腹斜筋)を…
北京で太極拳初期の頃は、日本に戻っていた時は公園で自主練習していたようです。その頃の様子を…
八卦掌も木の周りをまわりながら歩行練習を~姿勢⇒上半身(胸)は、進行方向に対して内側90度(木の幹に向き合っている)に捩じらなければならない⇒立身中正(脊椎が真っ直ぐ)が維持できているなら、この動作には背骨ストレッチ&脊髄内部の通りを良くする効果が得られるはず⇒易筋経に通じる。
※捩じり、立身中正(型)は基本⇒呼吸筋利用によって腹圧生産⇒腹斜筋(肋骨)が稼働することにより腰が回転⇒王世祥老師が要求していた八卦掌の基本型が力まず自然に出現するようになります。
腹斜筋は肋骨下部と骨盤とをつないでいる筋肉。一般的には、体幹をツイストする動きで作用することで知られていますが、それ以外に重要な役割を果たしています。それが両腕を効率よく動かすために作用する役割。腹斜筋がしっかり働かないと腕力は発揮できないのです。
尾闾中間、収臀、収小腹、提肛によって後坐を完成させた形で動く⇒正しい後坐が出来る(命門が開く)=呼吸によって小周天が自然に通る⇒これに帯脈(腹斜筋)を稼働させると大周天も⇒中医的な帯脈、「帯脈には、内腹斜筋、外腹斜筋などの身体を支える筋肉が多く通っていて、近くには重要な血管や神経も通っている」、「帯脈は人体奇八脈の一つ⇒人体唯一の横向に走る、ベルトと同じように腰を周る経絡。上下全ての気を束ねる流通の要~帯脈の気が通る=全身の基礎体力や健康状態に大きく影響」が一般的⇒「十二正経は計画的水路、奇経八脈(帯脈も含まれる)は沼湖」、「奇経を熟知しなければ内丹を完成できない」
想打通大周天、必須要求運行太極拳時将帯脈、衝脈打通。通過后撑命門、让内気鼓胀脊背,以意引気、让気行走各経、全身上下無処不到、周流復転、反復運作、以達到気随意運、血随気載、気血暢通、心神愉悦的效果。
掴地(足指で、地面をつかむように歩く)⇒足指各経絡の通りを良くする。大椎を後ろに引いている⇒経絡(手足陽経の交わる部分)の通りを良くする。前腕部の捻りが多い⇒肺に効く。踵蹴り出し⇒腎に効く。
腹式呼吸による内臓マッサージ。
中国医学の有酸素運動は、心拍数を上げて血液循環を良くするという方法はとらず、関節を伸ばすことで縮む(=緊張)性格を有している筋肉を伸ばし(緊張を解く)たり、筋肉・関節(形意拳は、身体中の関節を細かく使っています)に緊張(捩じり、掴み)と弛緩を繰り返させる~という方法で筋肉の中を通っている血液やリンパ液の流れをよくしています⇒節節貫串(意識によって関門(節)を通過させるように気を送り出す)
これ以外にも、「病の原因は滞り」を防ぐ動作が内家拳の中には豊富に存在しています。