
今日も、以前の文章で失礼しますが…後部の楊式太極拳身法説明、以前よりも理解し易いと感じてくださると嬉しいです。

昨日の「董英傑」。推手高手の劉慶洲老師が、「楊式なら董英傑が凄い。その動き~現在の大会に出場したとして十位にも入らないかもしれないが、腕は弧を維持しているし、内側から動いていて素晴らしい」と言っていたのを思い出しました。李雅軒自身は、「太極拳的出掌,掌心也是空的,五指略舒,不可挺直,掌意含虚,以有霊機性為宜。其意義是為了便于変動,此謂之自然掌」…
★董英傑の快拳
楊澄甫高弟の一人「董英傑」。高潔な人柄で、外でも家でも他の欠点を口にすることはなく、常に人の長所を口にしていたそうです。
ある講習会で、参加者の一人が、「同じ套路なのに、前に他の老師が教えた要求はこうだった。これは正しいのか間違っているのか?」と口にした時、「私が、その老師の要求に対してあれこれ言う必要があるのだろうか。私は自分が正しいと思っていることをあなたに教えている。その老師の考えも、きっと同じだろう。だから、どちらも正しい」
董英傑が、師の楊澄甫に随いて、武術が盛んで多くの高手がいる広州に行った時、ある高官が太極拳を見て、「あんなに柔らかくて、まったりとした動きで相手を倒せるのか~」と腕試しを挑んできた。楊澄甫は、董英傑に、「あの方の相手をしてやってくれ。但し、勝つことも負けることもならない」…結果、どちらの面目も潰れることは無く~高官は、楊澄甫に董英傑から拳を学びたいと申し出た。
★楊澄甫式太極拳身法。
楊式太極拳の身法は、動作(套路)を作り出す要因。身法は、人体中部(肩部から胯部)への要求。人体中部~五臓六腑を始め、肩、背、胸、腹、脊、腰、胯等重要な部位。伝統理論が提言している、尾閭中正、含胸抜背、気沈丹田、松腰胯、収臀、吊裆は中部に対する要求=規範⇒その決まりは、きっちりと守られなければならない。
※アライメントを整えることで松(緩)下沈~足裏からの太極劲が発生~これを意識により運用。太極劲~筋肉から作り出される力とは異質な実態のある力⇒その運用の基本が十三勢。
拳論によると…「身必以端正為本、以周身自然為」「太極拳講究立身須中正安舒」。太極拳では「立身中正」⇒身法の第一要素。套路であっても推手であっても立身中正を保ちながら鍛錬しなければならない⇒相手のバランスを崩す為に必須。立身中正不偏により支撑八面、静如山岳、動若江河が可能になる⇒立身中正は身法の根本。
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