春節休暇を北京体育大学の寮で過ごしている日本人夫妻から写真が届きました。
例年に比べて低気温の北京。
今日の予想気温は、-1~-9度。
市内にある普通の川は、既にこんな風になっているようです。
地壇公園の庙会にも出かけたそうで、、、
迷子になりそうな人出だったとか。
それもそのはず、今年の訪問者数は既に54万人。例年より5万人も多いそうです。
≪薄れていく春節の習慣≫
物資が不足していた時代の“春節には上から下まで新しい物を身につける”という習慣は過去のものとなり始めています。経済発展に伴い、流行のスタイルを日常的に入手できるようなった今では、春節の為にと特別に購入する人は減る傾向にあるようです。
食べ物にしても、白米や小麦粉が貴重だという理由から、一年の始まりでもある春節の食卓に雑穀類を並べることはありませんでしたが、「健康の為に」と、正月早々から玉蜀黍と黍を原料とした“窝窝头=中味のない饅頭”を食べる人もいます。
餃子にしても、北方では定番だった“人参と羊”という元旦朝食用の中味が、セロリ、ニラ、トマトetc...とその種類は豊富です。
以前は、直接に相手方に赴いて心を通わせる機会となっていた≪拝年=新年の挨拶回り≫が、ネットや携帯でのメールに代わり始めています。
年末に行う大掃除。家政婦派遣が一般に浸透し始め、共稼ぎ家庭や病弱な老人家庭からの依頼が増加傾向にあるようです。
私が子供の頃の一月一日。
朝、定番のおせちを食べてから、年末に「お正月用ね」と買ってもらった新しい服に着替えて祖父母の家に家族揃って挨拶に行きました。
日本も変化しています。(--)...