北京地区の新聞ニュースを取り上げているサイトのトップを飾るのは聖火の話題。
色々な問題をはらんでいるようですが、北京で暮らしている日本人から届いたメールには、
北京は、日毎に道路側の看板が塗りかえられたり空地に木が植えられたりと変わっていきます。
あと130日でオリンピック。無事に迎えられるよう願うのみです。
と、書かれていました。
さて、、、
“太极拳的十二种松胯状态=太極拳における、12種の胯(クア)が緩んでいる状態”という文章がありました。
その十二種類とは、、、
①缩胯、②落胯、③坐胯、④塌胯、⑤开胯、⑥合胯、⑦转胯、⑧旋胯、⑨脱胯、⑩提胯、⑪送胯、⑫抽胯
そのうちの⑩提胯の説明など、、、
提胯
虚歩の場合、提胯は、“軸(実)足の胯と筋肉、靭帯が下に放松して沈みこんでいる”が正しく出来た時、虚の脚は筋肉、靭帯の力を必要とせずに自然に上に上がり、上下相反する力が生じる⇒放松胯の状態になります。これは、提手上勢や金鶏独立等の動作での要領です。提胯は上下に折りたたむ劲によって作られます。これが完成すると、脚から落ちた力が地面に到達。それの反作用として、地面から上がってきた力が相手を攻撃する力へと変化します。
単純に手足の一致だけではない、上下相随が完成します。
ちなみに、⑪の送胯は、進歩の時、脚を前に出す時に利用できます。
“軸(実)足の胯と筋肉、靭帯が下に放松して沈みこんでいる”状態で命門を後ろ方向に張り出しながら、もしくは尾骶骨を腰の内側に押し出すといった感覚を意識すると、前に出す脚は膝関節が伸びきったりせず、放松した状態を維持できます。
※昨日の眼法もですが、基本である“虚领项劲⇒尾闾中间とが一対になっている”が出来ていなければ、上記の作用は表れてきません。(--)。。。