北京で太極拳

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2018年 04月 05日 ( 1 )

身体を整える。。。

中国の太極拳愛好者のブログ等には大禹治水の話を取り上げている人が少なからずいます。



古代中国。堯帝の時代、度々氾濫する黄河の治水を任された大禹の父(鯀)だったが、9年を費やしても氾濫を収めることができず、堯帝によって殺されてしまう。

堯帝の後を継いだ舜帝に推挙されて治水工事を任された大禹は、父の失敗を参考に「阻止」ではなく「導引」という発想で黄河の流れを大海へと導いた。

工事に費やした十三年の間、数回、自宅の近くを通過することがあったが、妻子に会うこともなく事業に専心。その人徳もあり、舜帝より位を譲られ~卓越した政治能力をもって国を治め、人々の尊敬を集めた。

★通りの良い情況を作ることで劲力が生じて流れ出す⇒正しい身型により法となる。
★治水の「疏(導)」は~拳理の中の「化劲⇒相手の力(勢)を削ぐ」&「借力⇒自ら手を下さない(阻まない)」


★その他、以前に掲載した文章の抜粋ですが。。。
太極拳の套路を河水に例えると、預備式は水源⇒「澄源清流」⇒水源の水が混濁していると、そこから流れ出す水も混濁してくる⇒流れが悪い⇒水源を澄ませば、全ての水は自然と清冽な流れとなる。

≪整体≫
今まで、協調一致と同じ意味を示す言葉と捉えていましたが、 「架子(骨格)を正しい位置に」という意味も⇒骨格の位置が正しくなると筋肉が放松⇒虚領頂頸、含胸抜背、沈肩墜肘、気沈丹田は、骨関節を正しい位置へと導くための要求⇒正しい位置になると「骨骨貫穿」「協調一致」という、太極拳の規律を満たす動きが実現できる。

養生方面でも~骨格の位置が正しく、筋肉が放松すると⇒体液は遮られることなく身体の隅々までいき渡る。

「運動」は、内から外へと伝わっていく鍛錬。 内の「運」が外の「動」を導くという順序がある⇒太極拳の特色~「以心行気、以気運身」「運極則為動」⇒身体を鍛錬する方法は多くあるが、漢字本来の意味を含んでいるのは太極拳に他ならない。その他の鍛錬方法~例えば、ジョギング、水泳、バトミントンなどは、身体を使うことによって心拍数を上げ、血流を早くしている⇒外から内=「動運」は、血液を四肢に大量に循環させることはできるが、内臓への負荷が大きくなる。

太極拳は、平静(自然)な状態で行われるので、気血を臓腑&経絡にくまなく運行させて潤すことが出来る。松静自然でユックリとした動作には、臓腑マッサージ&経絡の通りを良くする作用がある。
by takeichi-3 | 2018-04-05 23:58 | 太極拳理論 | Comments(0)