2018年 06月 03日 ( 1 )

張広徳スタイル「八段錦」。。。

張広徳老師より直接学んだ「八段錦」は、高齢者向け~動作簡単、効果大にアレンジされたもの。

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一般的には第四勢になっている「五労七傷往后瞧」を第一勢に~老師曰く、
「始于头颈,止于足下=頭より始めて、足で終わる⇒陽の経絡を開く」という基本を鑑みて、あえて順番を変えたそうです。



基本型は、足は肩幅(坐って行ってもよい)開いて立つ。
頭部:呼吸に合わせて大椎部分で首を左に大きく回し(吸)、正面に戻す(吐)⇒左右同数行う
腕部:肘は身体に付け、呼吸に合わせて掌主体の回転(列缺=手太陽経を意識して捻る)

効果:
六陽経絡が通過する大椎をマッサージする効果がある。
「宣肺正常」、「益気通陽」、「止咳化痰」、「宁神豁痰」
六陽経路⇒肝臓、心臓、脾臓、腎臓、肺臓を養う効果が得られる。

五労
①肝臓は筋肉を主宰。
②心臓は血液を主宰。
③脾臓は皮膚を主宰。
④肺臓は気を主宰。
⑤腎臓は骨を主宰。
※筋肉、血液、皮膚、気、骨が疲弊状態になると病気になる。

七傷
①食べ過ぎ(肉の取り過ぎ)は脾を傷める。
②怒りは肝を傷める。
③長い間湿気の多い所に座っていたり、重い物を持ち上げると腎を傷める。
④冷たい風や、冷たい飲み物は肺を傷める。
⑤憂鬱な気持ちは脾を傷める。
⑥風雨や寒暑は身体を傷める。
⑦恐怖心や悲しみは心を傷める。

大椎を刺激⇒大脳への通りが良くなる⇒頭スッキリ&記憶力を良くする。
呼吸に合わせる⇒肺主気司呼吸朝百脈=身体の隅々まで気を送ることができる。

で、この日に出された宿題。
中医、これさえ覚えておけば~と言われている内臓器官とその養生効果を促す経穴を対比させたものですが。

胆原丘虚太冲
三焦阳池心包大陵
胃原冲洋太白
大肠合谷肺是太渊
膀胱京骨太溪
小肠腕骨神门

※太字部分がツボです。。。

「頭から始めて、足で終わる」という理論を実践。
「五労七傷往后瞧⇒自発マッサージ。大椎(陽脈の通過点=精神安定&内臓養生)を中心に頭を左右に捻る」を第一式として~完結は第八勢「背后七颠万病消」⇒踵の上げ、下ろす時の振動で背部(脊椎、督脈、膀胱経、風府)をマッサージ。同時に足指のツボを刺激。

呼吸と動作の一致を大切に、ツボ・経絡を関連づけながら行うことを重要視しているので、
「左右開弓似射雕」⇒「下半身は股関節を緩める程度」
「揺頭摆尾去心火」⇒「尾閭を中心に、立身中正で上体は左右に無理をしない程度に傾ける」
「両手攀足固腎腰」⇒「主目的は前屈による背中ストレッチ=脊椎骨を個々に伸ばす=マッサージ」
by takeichi-3 | 2018-06-03 23:57 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

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