2018年 08月 21日 ( 1 )

基本を忠実に~立身中正。。。

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今日は、総合42式剣套路がメインの練習。
参加者の外見的な乱れ~前傾する、お尻が突き出る、肩が上がる、下沈劲を利用できない~全ては立身中正を優先せずに体を動かそうとするからが原因~だったので、起勢から収勢に至るまで、「立身中正、立身中正~」と、身体調整しなければならないタイミングを背後から唱え続けていました。レベルアップしたいなら、胴体部分の規律精度を上げるのが一番の近道です。

★太極拳学習の初期に学んでいるはずの立身中正~精度が深まる毎、身体の中から新しい気づきが生じる楽しい規律です。

五行において、「中=土」。。。
季節(春夏秋冬)の変わり目には必ず「土(用)」が存在しています⇒太極拳、変化する時には「中=立身中正」を成してから動作が移行していきます⇒呼吸と同じように、動作の繋ぎ目で身法が自然に行われるようにするには、ゆっくりとした反復練習が効果的~積み重ねていくうちに劲力が感じられるようになり、意識によって、それをコントロールすることが可能になります。

身法。。。
虚領頂頸、沈肩墜肘、含胸抜背、収臀立腰、気沈丹田等⇒身法は松沈劲を生じさせます。正しい下沈は、股関節の放松&圓裆(膝が内側に入るのを防ぎます)を形成⇒全身の関節を抜骨することで伸筋(筋肉が放松)が出現⇒「伸筋により抜骨」という表現をしている先人もいますが、いずれも自身の体感を文字に表したもの。


★2010年の“本屋大賞”第二位に選ばれた小説「神様のカルテ」の中、癌で余命いくばくもない患者が、主人公に語る言葉。
「先生のお名前って、あまり聞かない字面でしょう。不思議だと思って書いてみたんです。書いてみてわかりました。これって“正しい”って字なんですね。“一に止まる”と書いて、“正しい”という意味だなんて、この年になるまで知りませんでした。でもなんだかわかるような気がします。人は生きていると、前へ前へという気持ちばかり急いて、どんどん大切な物を置き去りにしていくものでしょう。本当に正しいことというのは、一番初めの場所にあるのかもしれませんね。」

進歩を「10」になることだと思いがちですが、いつも「1」でいることができる=無限大~「1」をおろそかにする=土台が脆い。「1」の大切さが理解できるようになると、太極拳はより深く楽しくなります。


by takeichi-3 | 2018-08-21 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

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