北京で太極拳

takeichi3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:太極拳( 459 )

老師を捜す。。。

f0007580_23461850.gif
「太極拳の老師~どうやって見つけたらイイ?」
という質問を投げかけれました。
私の場合は~第六感というか、相性というか~知名度とかではなく、その要求に自分の身体が素直に反応できる~みたいな。

宗維潔老師~知人が北京に習いに行くというので一緒させてもらい~当時の大会上位入賞者たち三人と普通な私~勿論、体力不足で一人ヘタっていましたが、指導内容が実際的で効果大なのは実感~帰国後、所属団体のトップに「あの先生に習えば、必ず上達する」と訴え~以降、定期的に招聘~という事になりました。

地壇公園の伝統拳老師とは~公園を散策中、その指導の様子を傍らで見学。誠実な教え方に好感をもって声をかけたのが始まり。2012年3月でした。。。


北京滞在も明日で終了~という今日になってようやく、朝から出かける元気が出てきました。
ので、今回の目的の一つでもある伝統拳老師捜索。天壇公園と並ぶ練武術のメッカと言われている地壇公園に。地下鉄駅(安定門or雍和宮)からも近く、入場料も天壇公園よりも安い2元。

f0007580_22255818.jpg

ダンスグループ。凄い人数です。誰がリーダーなのかも分かりません。
流れてくる音楽に合わせて、左右前後の人の動きを見ながら参加している人が半分くらいいて~ただ、ただ、身体を動かすのが目的のような。。。規格など無用です。

f0007580_22512640.jpg入口付近では子供グループの練習。長拳というより戳脚っぽい動きをしています。

それから~太極拳練習者が多い場所で顔見知りの女性が太極拳を教えていたので、少しお喋り。

通臂拳グループ。準備運動は、手、手首、肩関節のストレッチから始めていました。これは~興味がある拳種。候補の一つに~(#^_^#)

f0007580_22515743.jpgf0007580_23494511.jpg

f0007580_22585995.jpg
これは、初めて見る光景~家庭的な楽団の演奏に合わせて、観客たちが大きな声で歌っています。歌声喫茶の中国版という感じ。

養生をテーマにした、静かな場所もあります。
その片隅、八段錦動作が記された壁の近くで寛ぐ人。

f0007580_22595782.jpgf0007580_2302539.jpg
f0007580_23105214.jpg摔跤。戦っている二人より老師の目力の方が迫力あり!⇒3月に紹介した「李宝如」の子息でした。

外国人に指導している老師発見~明らかに初心者らしい二人に、套路とその用法を分かり易く丁寧に説明している姿に好感~頃合いを見計らって。
「今、練習していた拳は何ですか?」
「翻子拳。」
「あ~、凄く使えそうな動きですね~(^^)」
f0007580_2372278.jpgf0007580_2382191.jpg


「あなたは?」
「あ。伝統拳を習いたくて、此処を見学しに来たんです。今さっきの動き~有東西(中身充実)」

外国人学生たちが習っていた動作を真似て動いて見せたら~気に入ってくれたらしく、技の使い方を細かく説明してくれた上~手取り足取り実践させてくれました。

そして、、、太極拳を習いに北京に来ている~と話したら、やってみろと~((((^^;
軽く一段を通した後~老師の感想。

「呼吸がうまくコントロール出来ていないから、腹を使って動くことが出来ない。腹を使うことで、腕にはこれだけの力が生まれる。それができていないから上体を振り回さなければ動けない。」

確かに。腹を使う~が大切だと確信し始めていたけれど、実際の運用が理解できずにいるのが現状。

「履(li)の動作、股関節、肩、肱が下がってから腰を回しているけど、相手を落すのは腹を沈めるだけで十分。腕は同時に斜めに牽き始めなければ⇒下と斜、違う方向に向かう力を同時に発生させることで威力が増す。」

「有道理(納得)!」

そして、形意拳を軽く一動作。。。
「蹴り出し~だけど、、、体重が足に落ちたら、足裏全体を使って蹴り出さなければ。」
試してみたら、前足の爪先から踵までを地面と平行に送り出す~が簡単に保てる。違い歴然。。。((((^^;

f0007580_23404973.gif
この老師の、どこが凄いって、、、
普通は、長く練習を積んだ弟子や生徒にしか教えない事柄を、簡単に見せて教えてくれるところ。結局、45分近くも指導してもらえました。


という訳で、、、
「太極拳名家による北京で太極拳」企画打合せも「伝統拳老師捜索」も無事完了。
殆どの時間を寝て過ごしていたような今回の北京滞在でしたが、収穫は十分に得られました。
※現地で風邪をひいて、おとなしく過ごしていました。
by takeichi-3 | 2018-07-20 23:56 | 太極拳 | Comments(0)

丁傑老師。。。宮崎で陳式太極拳

f0007580_2338399.jpg
一年が経つのって早いなぁ~と感じた。。。
真面目なんだ太極拳」主宰の≪丁傑老師≫による陳式講習会が今年も開催~決定したというお知らせ。

≪詳細≫
場所:宮崎市佐土原武道場内(久峰総合公園内)
9月29日(土)13:00~17:30/陳式太極拳 老架一路
9月30日(日)09:00~16:45/陳式太極拳 規定套路
※詳細が必要な方は、こちらへメールを⇒ chienstyle@gmail.com


1981~1988年に亘り、全中国武術大会太極拳において連続11回優勝している丁傑老師。
中国国内での人気は高く、最近ではこんな感じに加工された規定套路動画も出現しています。


by takeichi-3 | 2018-06-25 23:55 | 太極拳 | Comments(1)

河北太極拳。。。青年編

河北省体育局と河北テレビが共同制作した≪大道太極≫
太極拳主流流派の伝承者たちが登場(主になっているのは、河北省永年県広府が故郷の楊式・武式太極拳)~歴史や現状を紹介する全五集。その最終集≪道正青春≫。河北武術隊の選手たちの練習等を紹介しています。


by takeichi-3 | 2018-06-21 23:53 | 太極拳 | Comments(0)

北京で武術合宿。。。「中華武術名家講堂」

雑誌中華武術&国家体育総局武術運動管理中心の主催による「中華武術大学堂第十三期名家講堂」
今年は、11月16日(金)~21日(水)に北京(北京香動国際農業観光園)で開催。
 ・費用:3800元⇒講習、食事、宿泊込。
 ・申込期限:2018年11月1日。
 

★第十回開催を記念して制作された、それまでの講習映像。




★開講拳式。
①曾乃梁班:42式太極拳、華太極扇、内家功法。
②張全亮班:太極拳名家王培生伝承の呉式太極拳。
③韓建中班:梅花桩拳五勢頭、梅花剣(奇門十三剣)、梅花養生、擒拿術。
④李克仁班:駱興武親伝形意拳⇒五行拳、十二形拳練習法、攻防用法。
⑤崔仲三班:56式伝統楊式太極拳、推手。
⑥王世泉班:八極拳。
⑦陳正雷班:陳式太極拳。
⑧趙幼斌班:楊式太極拳85式的正確練習方法、太極拳八法的体用
⑨任剛班:白猿通背拳体用
⑩劉绥濵班:青城太極拳站功六式
⑪劉偉班:呉式太極拳精選套路十六式体用結合。
⑫李斌班:孫式太極剣、太極養生。
⑬傅清泉班:伝統楊式太極拳及発劲練功法。
⑭理論実践研修班:六式太極拳基本功法、放松概念解読、下肢放松訓練法、四正手原理&練習法。


★問合せ等。。。
北京市東城区体育館路8号《中華武術》編集部(〒100061)
電話:010-67158578、67149835、13801179647、13701134250
E-mail:LP5599@sina.com、 zhwushu@sohu.com
担当:王勇
by takeichi-3 | 2018-06-06 23:54 | 太極拳 | Comments(0)

練習不変。。。北京で太極拳開始当時

f0007580_23382012.jpg

北京体育大学武術班に入ったのは2006年4月。
当時の学校周辺は、郊外感満載でした。

それ以前には、
北京語言大学で正味一年間の中国語学習しています。


★次からは北京体育大学武術班で太極拳学習しようと決めて、取りあえず条件確認に学校まで。
 
当時の留学班の受入れ体制。
「太極拳で3ヶ月の留学をしたい」⇒「いつからでもどうぞ!来たその日からok」
「寮は?」⇒「即日ok!一人部屋でUS$7.00-」
「ビザは?」⇒「最長の観光ビザで来て、その後手続きを」
「授業は?」⇒「午前8時から11時15分まで」
と、大らかだったのですが、現在は、どんな感じなのでしょうか~で、三カ月後から学習開始。


★大学到着三日後、ウォルマートへ生活用品の買い物に。
渋滞に巻き込まれて戻りが遅くなってしまい~老師の都合で午後7時からになった太極拳班練習前に軽食を摂っておかねばと校内をアセアセ歩いていたら、何度もクラクションを鳴らす車があって、皆が振り返っています。つられて振り返ると、運転者の視線は私に~自分で自分を指さしたら、頷いている。近付いてみたら、何と、宗維潔老師。以前から「北京に来たら電話してね」と言って頂いていたので、1~2週間経って一段落してから連絡をしようと思っていたのですが。。。


★太極拳班を担当していたのは黄康輝老師。語言大学当時に参加していた構内の太極拳グループの中国人オバさんたちと一緒に、海淀区の太極拳学習会で既に指導を受けていたこともあり、顔馴染み。

総合42式剣学習~“跳歩平刺”を何回か繰り返している時、黄老師が「wushi、お前の虚歩はこんな風になっている~」と真似をして見せてくれました。ゲっ!そんなに歪んでいたなんて!と、思った瞬間に口から出た言葉は「很漂亮!=キレイ!」~その言葉を聞いた老師は、その場で崩れてしまい、他の生徒に向かって、「お~い、皆んな~、wushiが、こんな虚歩をキレイだと言っている!」と訴えていました。「老師対不起!我錯了!=先生ゴメンナサイ!私が間違っていました!」と叫んでも、時、既に遅し~な、楽しい時間を過ごすことはできたのですが、私以外の生徒たちは、此処で規定套路を一から学ぶという感じ。既に日本で、殆どの規定套路を覚えていた私に必要だったのは、日本の生徒たちのレベルアップにも繋がる規律(身法)の取得。

この時に、思い浮かんだのが宗維潔老師。電話をして、太極拳班から個人指導へ切替えたいのだけど、事務所に老師の名前を伝えたとしたら引き受けてくれるかどうかを確認。


★で、始まった宗維潔老師からの個人指導初日。
まさしく、修行でございます。基本功(前歩練習)⇒尾てい骨は絶えず、尾閭中正を維持。全ての動作は必ず“松=緩み”から始まる。腰、背中のpeng形が崩れないようにetc~そのどれ一つとして、老師の満足を得られません。

套路練習⇒起勢で、腰、背中を使っていないから相手の手を持ち上げられない。首も一緒に沈んでしまうから相手の手を押し下げられない⇒先ず松沈(座)して~それから転身しなければいけないのに、半端な座りになっている為、お尻が出っ張り、peng形も潰れてしまう⇒相手を押して行く時、力点(接点)が見えないetc~1時間40分の授業なのに、套路は2動作しか進まなかった~本当に、妥協の無いイイ練習!


★二日目。。。
“虚霊頂頸”と“立身中正”に重きを置いた練習を繰り返しています。何度も、何度も、諦めることなく、同じ注意を与えてくれる老師。自分の意思とは拘わり無く、勝手に歪んでしまう肩や腰。それを、完全な姿勢に少しでも近づくように補正して下さる誠実な教えに感謝しています。

老師曰く、「太極拳を習い始めた頃、王宗岳の太極拳論も習いました。初めは、モチロン理解出来ませんでした。練習を重ね続けたある日、突然、身体が納得したのです。王宗岳自身、鍛錬に鍛錬を重ねた武術家。その人が到達した真理を書いている訳ですから、書面に書かれている字を読んだだけでは、本当の意味での理解は出来ません。習得者たちが真理を伝えていくのは重要なことです」

果てなく遠い体得の向こうから、声援を送ってくれる~本当に、良い老師デス!


★間違いなく30度は超えているだろうという気温の中、屋外で練習開始。
風の強い日陰で、壁に向かいタントウ功。老師の手によって理想の形に仕立てられていたのに、時間の経過と共に徐々に肩に力が入る。すかさず修理に来る老師。太腿が燃えて、身体が前傾する。又、修理に来る老師。太腿が震え出し、上半身が硬直。又、又、修理に来る。頭が壁と合体⇒もう~ダメ~来ないで!

老師が子供の頃、師匠の李秉慈老師からの要求は15分~30分だったとか。そして、生徒の太腿がプルプルしているのを見ながら「感電している~♪」と言っていたそうです。

その後、大風に向かいながらドン脚練習。脚を上げてから「1、2、3~10」まで数えて換腿を繰り返す~ドッシリとしているはずの身体が風に翻弄される。それから、いつも通りの“進歩”練習をこなして、午後4時に練習終了⇒套路練習、練習1時間半の後半15分程度でした。


★今週の気温は35度~37度。でも、来週に入ると、40度になるそう ( ゜0゜)~~
そんな暑い中での太極拳。少し動くと、顔が火照って真っ赤! 上半身への要求が、たま~に、完成する時があるような。でも、そうなると体重の全てが下半身に落ちて行く訳で、固まってしまう。

優しい老師は、一緒に鏡に向かって並び、進歩練習をしてくれます。
「私と同じに。虚歩ね~右肩が上がってるでしょ~右股関節を緩めて~お尻をしまって~前足の股関節も緩めて~はい、先ず緩めて、意識を下に落としてから45度に転身~後ろの足を緩めてから寄せる~高さ同じ~前傾しない~背中のpeng~」
毎回、同じことの繰り返し。でも、自分の中では確実に変化が感じられる~☆


★ほぼ一カ月経過。。。
かなりな時間を費やしたというのに、相も変わらず、同じことを繰り返し注意されています。
そんな中、明らかに変化してきているのは、間違った動作を指摘する時に老師が使用する言葉。以前は、「頸」「背中」「座って」だったのが、「今のあなたの動きは、“節節貫通”とは言えないでしょう~“相連不断”では無くなってしまう~“松腰円襠”が出来ていないのに~」等の太極拳用語に。。。

身体(アライメント=規律)がある程度のレベルまで整った後でなければ、難解な太極拳用語を使った要求を、生徒は理解(体現)することが出来ない。指導者としての姿勢にも気付かされました。


※十年以上経った今でも基本練習の内容は同じですが、自身の内側の景色は刻々変化しています。
by takeichi-3 | 2018-05-28 23:56 | 太極拳 | Comments(0)

太極拳&気功向きウォーミングアップ。。。

f0007580_2340330.gif頭から足まで~全身の関節をくまなくほぐす。。。
太極拳&気功系ウォーミングアップ運動色々。


★北京体育大学気功班主任/胡暁飛老師。。。




★曾内梁老師。。。




★陳正雷老師。。。


by takeichi-3 | 2018-04-08 23:54 | 太極拳 | Comments(0)

雲手~実戦。。。

昨日紹介した少林寺禅圓功~に登場している朱天喜老師の少林雲手実践。
2007年に放送が開始された中国功夫実戦(格闘)番組「武林大会」にゲスト出演した時の様子、私が師匠(宗維潔)に指導を受けた時の用法と同じだったので。。。

★多くの人が、少林拳は硬剛だと思っていますが、実際は剛だけではなく剛中有柔、柔中帯剛。
以柔克剛~を見てみましょう。。。
相手が真っ直ぐ打ってくる~硬拳を硬で受けるのではなく~柔(円弧)で化しながら。。。


by takeichi-3 | 2018-01-10 23:59 | 太極拳 | Comments(0)

太極拳上達の秘訣。。。

★太極拳上達の秘訣~根性(努力&堅持)です。。。(((((/-_-)/




全中国大学生チャンピオン獲得経験のある長拳コーチに学んでいた子供のお母さんが、、、
「長拳が上達するには、何が必要ですか?」と尋ねた時の答えは「根性!」
⇒武術を続けていると、辛いことや苦しいことがいっぱいあります。だから、時間が経つにしたがって、少しずつ離脱していく者が出てきます。そんな中、残っていける根性があれば、いつかはトップに立てるのです。

北京の宣武門公園で王世祥老師に形意拳を習っていた時、娘さんを訪ねて上海から来ていた伝統楊式の老師は、、、
「生徒から受ける謝礼として一番価値があるのは上達。生徒の上達(努力)は老師の財産になる」

f0007580_23503185.gifと、、、
以前に聞いたことのある言葉が腹に落ち始めている今日この頃です。
by takeichi-3 | 2017-12-26 23:52 | 太極拳 | Comments(0)

太極拳系筋トレ。。。

f0007580_23521925.gif
昨日は、西洋式の機能(整体)トレーニング。。。
今日は、太極拳系~中国伝統的なトレーニング。

公園などで行われている太極拳の訓練では見ることは殆どありませんが、崔仲三老師とか~老師の家に集まった弟子たちが行っている大杆~太極拳レベルアップ向けの補助器械と認識されています。

拳諺では、「身体不整、用杆校」
練習要領は、精神集中、身体中正、身体&槍要成一整体、做到身霊、歩活、手合、劲整~長期の不断の練習で、内劲大増、劲整渾圓⇒力達杆尖。

★5mの大杆。。。
中国ネットで一般に販売されている大杆の長さは、2m50cm~4m超。。。




★石鎖~宗維潔老師が子供の頃、大人たちが練習していたと。。。




太極拳名家「呉文瀚=武式」による、伝統的な太極拳用トレーニング。
※現在、技撃目的で太極拳を学ぶ人が少なくなったことから、訓練者は減っているようです。

①石鎖
一般的な石鎖の重量は二十斤(10kg)~重い物で六十~七十斤。
提、挙、抛、接、托、頂、盘等の技巧により、腿、腰、背、肩、腕、指の力量を増大。
元々は、古代軍士の身体鍛錬方法。後に民間武術家に伝わり発展~多くの練習方法が考え出された。

②沙袋(砂袋)
河北邢台で武派太極拳を学んでいた子供時代、沙袋を投げ合うという方法で「順人之勢、借人之力、不丢不頂、化打合一」な太極拳功夫を学んだ。

沙袋の長さは約一尺、幅は五寸の枕状の布袋。中には鉄沙~五、六斤から十斤余りの重量。片手で順力を利用して投げ~順力を利用して受ける⇒肩肱等の順力接送~「化卸来力、再順
勢投出撃人」な太極拳の「逆来順応、引入彀中、順勢借力、旋転発放的技撃」などの原理に加え、習熟するに従って太極八法(掤、捋、挤、按、採、挒、肘、靠)が融化して技撃能力が高まる。




③太極球
1928年に出版された《健康指南》の中、褚民誼による「太極球」
推手八法を太極球によって練習出来る。外側はバスケットの皮を利用、中には鉄沙によって作られている。

十年程前に、太極球の製造を依頼していた生徒の拳友が、中味が水の太極球を製造した。
水と鉄沙は異なる物質~重心が留まることなく移動し続ける水はコントロールが難しいが、「听劲」の役にたつ。
by takeichi-3 | 2017-11-30 23:54 | 太極拳 | Comments(0)

群馬で太極拳~師匠の師匠

f0007580_21533335.gif
明日、明後日と~群馬で太極拳。
宗維潔老師が来日~42式剣講習会に参加させて頂く予定。

最近、若い頃の宗老師が示演している呉式45式拳の動画をUPした人がいて、、、
その動きを見ながら、改めて、敵わないなぁ~と、実感。



講じている李秉慈老師の師匠、楊禹廷。。。
その太極拳に対する姿勢と指導は、、、
練習に向かう時は、数キロの道のりを単式練習を繰り返しながら進んだ⇒一歩が一つの搂膝拗歩とか~槍は、毎日800回撞いていた。練習時間は、90歳を越えても守られていた。寒暑、風雨などに影響されることもなかった。

社会の変化と共に、武術も「科学化」「規範化」「合理化」が求められるようになり、、、
その教え方は口数が多く、説明しては自ら動いて見せたので、参加者たちは早く套路を覚えることが出来た~自分の技術を隠そうとはせず、全てを明らかにしていた。

弟子によると、
「分からないことがあったら質問しなさい。難題であればあるほど、お互いに成長できる」
と言っていたと。。。

楊禹廷とは、師弟というよりは盟友のような関係だった李経悟。
李秉慈とは、17歳の歳の差はあったものの関係はよくて、朝に晩にと切磋琢磨し合った間柄。

f0007580_220558.jpg
練武が反動権威とされ、活動が禁止されていた文革時代。
李秉慈は、臨時工として野菜を配達しながら一家9人を養っていた。そんな時期に、李経悟が北載河から北京に~李秉慈を尋ねた野菜市場、凍り付くような寒さ。雪の中で働く姿を見て涙が流れたと~立ち話をする暇もなく、忙しく働いている李秉慈に付き添って野菜配達しながら半日~ようやく、二人は食事を摂り~郊外に住む楊禹廷の元へと向かった。

そんな時代を過ごしてきた李秉慈老師の指導方針。。。
「私自身、現在は太極拳を専業としている。現在、太極拳は大きく変化している。以前は女性の練拳者は少なかったが、女性の方が多くなっている。若者が多かったのが、高齢者の方が多くなり~推手練習が少なくなったり~私の教え方は、楊老師とは違う。先ずは套路を教え~その過程で、套路に出てくる式(勢=架)を利用して、基本功と基本用法など~中身の無い套路とはならないように、糾正&説明をしている~これらの知識が無いとレベルアップ出来ない。太極拳を練習するには、“何故、そうしなければならないのか?”を理解しなければならない。

という指導の結果が、、、
全套示演している宗維潔&各段示演している劉偉老師です。
by takeichi-3 | 2017-11-24 23:52 | 太極拳 | Comments(0)