カテゴリ:放松( 26 )

改めて、身法の連動。。。

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★以前の文章を読み返してみて、虚領頂頸に関しては~ま、納得。以下に。。。

「虚灵(霊)頂劲」~以前、的確な意味が理解できなかったので、宗維潔老師に尋ねたことがあります。「灵って、どちらかというと“活発とか、活用~”的な意味あいに使う言葉だと思っていたのですが、“虚灵頂劲”と書かれた時の意味が分かりません」「首の力(灵)を無(虚)くす⇒頭は上に向かっているけど、首から下は力を抜いて下に落とす」と、老師は、風鈴をぶら下げているような感じの手真似を加えて答えてくれましたが、いま一つ、スッキリ~とはしない感じが残っていましたが、最近、数多くの表演を見る機会があったこともあり、納得。頭が綺麗に上がっているよう見えても首の力で上げていると重心が下松沈しない=正しい、緩みが感じられる座りとはならない。

「懸頂弛項=頭は懸けるようにして首は弛ませる」の四文字熟語。別称“頂頭懸”や“虚領頂劲”⇒頭頂の上に縄があって吊られている⇒身体がこのように垂直に引き上げられている状態を維持できていれば、前傾や反り、左右への偏りがなくなる。

懸頂と抜頭(首の力で頭を上げる)は異なります。そこで、拳論には“虚領頂劲”と書かれるているのです。指導者は、“弛み”と“力み”を見分けてください。首から力が抜けると、身体は自然に放松します。

太極拳では、徹頭徹尾放松が要求されています。頭部は中枢神経がある場所。神経中枢が緊張していない=気持ちが静かで落ち着く⇒全身各器官の働きを良くする。虚領頂劲で姿勢が垂直放松になることによって、目の力も使える(神宜内収)ようになります⇒首を前に曲げた状態では目に意識を通すことはできません⇒劲力を活かすことができない⇒シッカリとした目線は、肝臓に好影響を与える。

虚領頂劲でないと顎や口にも力が入り易くなるので、唾液の分泌(唾液は消化を助ける)や呼吸に差し障りが生じます。


★虚領頂頸形成後は、「沈肩墜肘&含胸抜背」~いずれが後なのか先なのか、四つの動きなのですが、提頂(頭を上げる)劲により沈肩~含胸~抜背~墜肘と連動(内部では、各動作毎に劲が発生している)させながら形成している現在ですが、以前に書いた抜背を補足しながら。。。

相手の攻撃を防ぐ(化劲)効果がある「含胸」に対して、「抜背」は攻撃に欠かせない要素。抜背は、中丹田内含により鎖骨が開いて両肩甲骨の下部が開くことで脊柱を中心に背中が後方に弧形となるよう張り出します(手腕には棚が生じる)⇒その張り出しは命門にも現れます(下丹田内含~提肛≒尾閭中正が連動する結果)⇒脊椎を上下に引っ張りあうことで“気貼背”となる⇒楊澄甫が著わした《太極拳術十要》の中に、“抜背者、気貼于背也”という記述がありますが、これは外形だけの抜背を指す言葉ではなく、“能抜背、則能力由脊発、所向無敵”⇒抜背により脊より力を発することが出来るようになり(丹田の気を一気呵成に伝えることができる)向かうところ敵無しとなる”と続きます。

正しい抜背が出来ると劲力による発放⇒発劲が思いのままになります⇒本物(中身が伴った)の抜背を掌握する⇒実用のものとなり武術的効果を発揮することが可能に⇒小力者勝大力者=「円形>方形」⇒これは力学的にも肯定されていることです。

「含胸=化劲」の後、間髪を入れず(ほんの僅かではあるが時間差がある)圓(弓)に変じた背中(抜背)は、劲力を脊柱⇒腕⇒手へと発放させることができます。これにより、太極拳運動独特の“以弱勝強”という効果を発揮することがでるようになるのです。

by takeichi-3 | 2018-09-27 23:58 | 放松 | Comments(0)

「柔」、何故身体にイイの???

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今日、フィットネスで顔見知りになった会員さんに、柔で動くことの健康効果を話していた時、「エアロビ、筋肉に力を入れないようにして動いてって言うインストラクターがいる」と聞き~中国養生系を学んだことがあるのかしら~と思ってしまいました。


★筋肉の緊張(強張り)は気血の通りを阻害するので、養生運動では「柔」が必須。

「拳術による中医学導引⇒吐納理論と気による運用」
中医学の導引は、中国古代医学家が発明した一種の養生術。主要となるのは呼吸と合わせた手足の屈伸運動を行うことによって、流通を良くした血液(精気)を身体各部へと運び健康を促進させるのを目的としています。

太極拳における導引⇒意識と運動(型)の結合によって心臓がよりよく活動するようになると、気血の通りもスムーズになる⇒気血が身体中にいきわたると新陳代謝が高まり健康になる。

中国古代医学家たちは、血脈の運行を主宰すれば人体各臓器の調節作用が生じる=人類生命活動を主宰出来ると認識していました。

五臓主臓精气論の中では、重要な臓器と精気⇒心臓神、肺臓魄、肝臓魂、腎臓志、脾臓意と記されています。

血液は心臓の収縮によって全身各部に輸送されています。
陳王庭が太極拳を創造した時、始祖陳卜伝来の一百単八勢長拳等「状術」と中医の導引(吐納)を結合させました⇒全身放松という条件の下での運動が、血液循環をより良くする⇒太極拳運動を行うと心気旺盛となり、心血充盈、脈道などの通りも良くなる⇒心臓から送り出される血液の循環(血管の通り)が正常になる⇒功能を発揮する力がUPする⇒練拳養生作用が得られる。

反対に、練拳者の気血の通りが不足がちだと⇒心臓伸縮の力が弱くなり、脈道は塞がって病が発生する⇒練拳者の健康を損なう。

「吐納」も中国古代医学家たちが発明した一種の養生術。意による呼気と吸気「納」⇒収入。意によって吸気⇒鼻孔より⇒吐納術=呼吸術。

「吐」⇒口中から吐き出す。口から悪い気を吐き、鼻から新鮮な気を入れる⇒吐故纳新⇒飲食により身を養う。

呼吸は人体に重要な生理功能を与えています。人間は、その一生で新陳代謝を繰り返し続けています。その過程で、大量の新鮮な酸素を消耗しています。片や大量の二酸化炭素を生産しています。「吸⇒酸素を取り込む」と「呼⇒二酸化炭素の排出」は全て肺による吐纳功能です。

太極拳は拳術を利用した形態運動と「吐故納新」を相互結合させています。まず、身体の形を整えて肺が機能し易いような体勢を作ることによって、肺機能の正常発揮が図れる⇒新陳代謝の自然進行となるのです。

「太極拳の自然=宇宙」⇒「自転と公転」
腰の回転と共に、付属している腕は、地球に随っている月のように公転しているけれど~同時に、肩関節、肘関節、腕関節は地球のように自転している。公転の法則を守りながら~自転している箇所が多くなればなるほど上級者。これに、「陰陽、虚実、五行、八卦」などになぞらえた力の方向&バランス規律が加り~太極劲が出現。

「太極拳の動作は、水の性質(規律)を考えながら行うように。先ずは上から下に向かい~それから上方向に溯る⇒起勢で腕を上げる時、肩から肘へと下った水が~手へと向かう時に上がっていく⇒全ての動作は下沈から始まる(=一般的に言われている「緩んで」の状態が作れます)」
by takeichi-3 | 2018-05-22 23:53 | 放松 | Comments(0)

太極鬆(松)身五法。。。

★この動画で、一気に、一禅小和尚のファンになってしまいました。。。(#^_^#)




「太極鬆身五法」
台湾の黃性賢老師が、太極拳経拳論の原理原則、太極拳の基本動作、その師である鄭曼青の教えによる楊家秘訣を元に作り出した基本功法⇒難解な気丹田、松、柔、沈等を転腰松跨、合気松身、擺臂松肩、湾腰松筋、和坐腿松膝の五松によって理解する~を目的とした動作。
だそうです。。。




≪鬆身五法≫
・預備式:
①兩足立正、身正,兩目向前平視,頂頭懸,胸微含,兩肩微沉,肘微弓,舌捲而輕抵上顎,曲膝沉身,重心落右腿。
②左腳跟微起,向左平開,寬與肩齊。腰向右轉,再向左轉,把右腳尖扣回轉正。
③練時要注意氣沉丹田,背部有如貼牆,腰微塞,兩髖骨微抱丹田,收尾閭,收小腹,兩膝微曲而不過足尖,足趾似抓非抓。
④立定時,頭要正直,凝神定意。眼向前平視,如默對長空。眼神宜斂,而耳注於息。舌捲上顎,合口併唇,呼吸自然,氣如流水般。自胸前整片鬆落、沉于丹田。
⑤而由足內側達於腳底,兩肘同時微弓,兩腕背亦向前微弓,掌心向下微展。指尖微起向前,不張不併。自然有沉漲之感,直達指尖。
⑥此為混元站功,如練鬆身五法,或太極拳功架前,先練習15至30分鐘,對養身及增長太極內勁甚有助益。

第ㄧ法:轉腰鬆胯
①兩膝微沉,以意導氣。身手上升,兩膝微直。兩臂分向兩側舉起平伸開展。 兩肩微沉不動,兩肘微彎,彎曲已能容納四個手指,兩腕與肩平高,兩掌心向下,十指尖微垂,腰胯向下微沉,牽引兩臂。同時鬆肩墮肘,由兩測下盪。
②坐實左足,腰胯向右旋轉45度。左手掌心向內,隨勢甩向右上前胸,同時右手掌背隨勢甩至身後尾閭。腰胯回正,兩臂盪回,由下盪向兩側上方。腰胯微沉,牽引兩臂由兩測下盪。
③坐實右足,同時腰胯向左旋轉45度。右手掌心向內,隨勢甩向左上前胸,同時左手掌背隨勢甩至身後尾閭。腰轉時保持中正,以腰為主宰,膝以下不動。腰動手要貼著身體跟著動,腰停手也停。
④腰胯向右旋轉45度時,要使鼻尖和左手腕,對準右膝蓋與右足尖。左肘尖向下,對正左膝蓋與左足尖。尾閭向下,對正左後足跟。腰向右轉,重心轉落於左腳。左腳湧泉穴有沉沒入地之感。右腳變虛,可輕鬆抬起。兩肩微沉鬆開,有如骨頭掛在肩上。
⑤垂肘,左右擺盪,手腕不過肩。兩肩關節韌帶有如橡皮筋,盪轉自如,勁由腳底生直透勞宮。

第二法:合氣鬆身
本法分為身體先下降,然後上升兩個動作。
①身體下降動作:
(1)身手上昇,兩膝微直。兩手腕向兩測盪開上舉與肩平高。手心向下,腰胯向下微沉,定住上身不動。用腰胯牽引兩手,分向左右繞圈。然後由下向上收,兩手左內右外,抱成十字手,交叉於胸前。
(2)腰胯向下微沉,兩手同時甩勢分開。由兩側向上盪起,恢復兩腕上與肩平高。腰胯又向下微沉,兩手再分開,向左右繞圈。然後由下向上收。兩手左外右內,抱十字手,交叉於胸前。
(3)腰胯再向下微沉,兩手隨勢甩開。由兩側向上盪起,兩腕與肩平高。此時坐姿,兩膝微屈。

②身體上升動作:
(1)身體上升方向與下降相反,與下降時相同。上身不動,兩手交叉相合。身體向上微動,兩手盪開。身體又向上微動,左外右內兩手交叉相合。身再向上微動兩手開,此時恢復身體下降開始姿勢。
(2)以上動作先下後上,兩手ㄧ開ㄧ合,上下各做20次。在口令:『下、二、三、四』『上、二、三、四』進行。
(3)動作時,尾閭要中正,胸微鬆含。使氣沉丹田,虛靈頂勁,鬆身自然,上身及兩肩不要晃動。身勢升降要直上直下,沒有虛實,唯下降,腰帶手動。動作不可顯形露象。如潮水般,如下、二、三
四,上、二、三、四。上下為內變,中間勁由腳底生。綿綿不斷,似流水般。直透勞宮,不能斷勁。

第三法:擺臂鬆肩
①開始時,頭不動。眼神注視前方ㄧ固定點不動,腰脊微左轉,重心落左腳。左手臂隨勢前盪平伸,至手指尖與鼻尖平高,掌心向下。左手臂隨勢向下盪垂,掌心向下。腰脊微向右後帶轉,重心落右腳。
②右肩隨勢微沉,右肘微垂。將右前手隨勢向下盪回。同時左手隨勢前盪,平伸至中指尖與鼻尖平高。再腰脊向左帶轉,重心落左腳。左肩隨勢微沉,左肘微垂抽帶回來。同時右手隨勢盪起,此勢左右兩手交互前後上下甩盪。
③在口令:『一……二』『一……二』進行。左右手交互甩盪時,重心亦交戶左右移轉。左足實,右手亦實;右足虛,則左手亦虛,發揮交叉神經作用。
④向前上甩盪手時,用意不用力。以腰帶動手腕,向上盪至與自己鼻尖平高。向後下盪時,則使腰帶動手甩向身後。
⑤甩盪時手起上身及肩部不可晃動,兩臂猶如掛在肩上ㄧ樣。肩部關節放鬆,身帶手過來,好像皮帶般。頭不動,腰胯連貫,圓活自然。

第四法:彎腰鬆筋
①本法動作為,柔腰、胯、肩、肘的動作。身體微昇,雙手撫在小腹。然後意開、氣開、手開。隨著身體上昇,雙手向兩側展開,至肩高,再意合、氣合、手合。收攏至耳際再至口。
②雙手微沉,雙手前按。兩掌左握拳,右開掌。左內右外合抱,沉肩墜肘。兩姆指相對併攏,慢慢收回胸前。兩姆指對正咽喉,再慢慢鬆開雙掌,掌心朝上。兩臂下墮,身體隨之下沉。如此反覆做兩次。
③做第三次時,雙手撫在小腹前,然後意開、氣開、手開時,身體微微上昇,雙手向兩側展開,至兩肩,收攏至耳際再至口。然後身微沉,膝微屈,雙手前按。左拳右掌,左內右外向前合抱時,即向上開掌,掌心對正胸前。再雙手合掌,收至胸前。再啟開無名指、小指,手心向外。拇指、食指、中指相
併,緩緩向前推出。
④沉肩垂肘,身體慢慢下沉,至膝與跨平高,雙肘與兩膝相觸,兩掌貼地,掌心向下。伸直兩腿,彎腰,眼看兩腿夾間之後,兩臂如掛肩上般以腰帶動手,向前後擺動十次。
⑤再將肩部鬆開,以腰帶動手,搖晃雙手,使兩臂分別向上下鬆動十次。
⑥頭不動,用腰帶動手,如鐘擺般,向兩足左右兩側成弧形擺動十次。兩手中指尖,接觸兩腳中指尖。
⑦同時,身體下蹲至膝與胯平。雙手附在兩足外側,眼朝下。身體緩緩上昇,先收尾閭、收腰,再含胸拔背、在鬆肩、再頂頭懸。
⑧如有患心臟病及高血壓者,僅可坐上半部,彎腰以後動作可省略不做,以免腦充血。開時由下運起,中開中發。
⑨此勢因彎腰且雙手鬆垂,可加強脊椎骨節拉開伸縮,以及膝、胯、踝、肩、肘、腕關節之韌帶拉鬆,對鬆肩及預防凸腹、肥胖最有助益。
⑩彎腰下蹲起來時,先收尾閭、再收腰、再含胸,而鬆肩、頭正、周身節節貫串,意氣由湧泉而腿而腰,而脊椎上達泥丸,及兩手勞宮穴。

第五法:坐腰鬆膝
①全身鬆沉,屈膝坐馬步。重心落右腳,左足尖內扣,轉身向右,坐實左足。右足尖隨腰胯轉向右前方,成為坐左腿。身勢微沉,尾閭對準後足跟下沉,前膝成微弓,重心仍在後腿。在以坐腿之內勁,運送身體向前緩進,成右弓腿。
②向前時膝蓋不超過足尖,重心漸移右前弓腿。後腿勁送盡時,再由弓腿之內勁,將身體緩緩向後坐回左腿。後坐時,尾閭不超過後腳跟,重心完全落在左後腿。弓腿、坐腿,一弓ㄧ坐為ㄧ次,共三次。
③坐實左後腿,右足尖前伸微翹,隨即將右足掌貼地向後收回。足尖點地,再向前伸腿。右足掌貼地向前推出,足尖微翹,足跟點地,右腿來回收放共三次。
④重心落左腿,右足尖內扣。再坐實右腿,轉身向左。左足尖,隨腰胯轉向左前方,成為坐實右腿。身勢微沉,左前膝微弓,重心仍在右後腿。接著以坐腿引發之內勁,運送身體向前緩進,成左弓腿。膝不過足尖,重心漸移前弓腿。右後腿勁送盡時,再由弓腿之內勁,將身體緩緩向後坐回右腿。尾閭不超過後腳跟,前腿膝微直,重心完全落在右後腿。如此弓腿、坐腿,共做三次。
⑤坐實右後腿,左足尖前伸,足尖微上翹,隨即將左足掌貼地向後收回。足尖點地,再向前伸腿。左足掌貼地向前推出,足尖微翹,足跟點地,如此來回收放共做三次。
⑥右足尖內扣坐實,腰胯向前轉正,同時右足收回靠攏,合步成立正姿勢。
⑦弓腿時腰脊要正,以腰帶動。意氣及身一直往下沉鬆,湧泉貼地栽根,腳負擔全身。不可有起伏,否則無內勁。後勁起時,後腿有如彈簧般彈起,如用手摸臀要鬆垮垮的如棉花。練太極拳,後勁全在後腿。
⑧本法在內修方面是,吞天之氣,接地之力。兩足虛實交換在尾閭,兩手虛實交換在夾脊。在外練則是太極拳栽根的工夫。坐實後腿而前腿變虛,足尖、足跟推拉時,要有意前虛腳與胸,有相吸相繫之意。並假想前腳掌放一顆雞蛋,順著推拉滾來滾去,但不可踩破。而後腿不要用勁過度,用力過猛。精
神貫於實股支柱全身,且要有上提之意。
by takeichi-3 | 2018-03-25 23:58 | 放松 | Comments(0)

放松の要~沈肩。。。

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松が足裏の湧泉まで至り~ようやく太極劲を発生させることが可能なのですが、
松下沈に欠かせない沈肩。。。
肩や背中の筋肉に力を入れた状態で肩甲骨を下げるのは困難~反対に、肩甲骨を下に沈めると肩や背中から力みが抜けて下沈が可能になります。

★改めて、沈肩の効果など。。。

七星(首、肩、肱、手首、股関節、膝、足首)を緩めるには肩からという説もあります。
股関節を緩ませるには、先に肩関節を緩ませる⇒肩関節の緩みが脊椎を緩ませ(節節貫穿しながら松開)、尾閭中正~松股が完成!!!

太極拳では沈肩墜肘が要求されています。
沈肩墜肘(肩関節を伸ばし開く)によって、拙力が消えて太極拳の劲が生み出されます。

套路練習などでは、動作が変化する時(定式~次の動作へ)に沈肩による下松(松腰~腰の緩み)を生じさせています。

※放松は下沈を実現させるのが目的。太極拳の劲は、下沈みにより沸き上がってくる~by武派...

沈肩~寓意的な外側に大きく変化が見えるような動きは×⇒内側(意識の指示)による変化を追求。

訓練方法:直立の姿勢で~肩関節、肘関節を開きながら手へと松沈していく感覚を追求。
※肩、肘の松開が手指まで至ると⇒手三陰経、手三陽経の六脈の通りが良くなります。

上肢の三大関節と言えば、肩、肘、腕。
太極拳で放松をしようと思ったら、まず肩関節を放松させなければ~手腕の放松は不可能⇒節節貫穿⇒腕、手を自在に松柔円滑に動かせるようになる要は、肩関節の松開にかかっています。

関節の松開は意識によってのみ可能~鍛錬によって習慣化~手腕を、柳の枝が風に揺れているかのような放松状態で自在に動かせるようになる。

沈肩墜肘は太極拳の要求の中でも重要素⇒松肩という条件の下で墜肘が完成⇒肩が上がっている状態では、どんなに頑張っても含胸拔背とはなれないので気沈丹田も出現しない。
by takeichi-3 | 2017-08-02 23:35 | 放松 | Comments(1)

松劲。。。

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2010年。北京では、多くの老師から話を聞く機会が多かった様子。
ブログを見直していたら、あらま~今でも追求している事柄の種を、この時期に貰っていたことに気付きました。が、当時は未熟で~折角の言葉も猫に小判。


反省はともかく~老師から与えられた言葉&現時点のレベルでの補足。

★正しく沈肩墜肘が行われると、手腕に内劲が通るようになる。
拳に力を入れて前に突き出して~沈肩⇒放松力が徐々に強張った腕手指を松開。
この感覚(気が通る)を自分の意識で行えるように反復追及。
⇒地滑りを起こす~という表現をしている老師もいます。

★意識を通し易くする。
虚領頂頸⇒中枢神経の緊張を緩和する⇒精神が安静&クリア⇒雑念の無い状態。
筋肉の放松⇒気血を通すポンプ作用がある筋肉が硬いと、通りが悪くなる。

★気の運用⇒身法(水路整備=治水)の精度がある程度のレベルに整った後でなければ行えない。
①経絡と五臓六腑等との関わりを基に、これを通すことを主とする⇒養生(気功)。
②斜線や螺旋等、相手が予測できない流れを内側で創り出す⇒太極拳力。

・治水の「疏(導)」
拳理の中の「化劲⇒相手の力(勢)を削ぐ」&「借力⇒自ら手を下さない(阻まない)」

★劲の使い方は流派によって異なります。
老師や仲間たちと手と手を合わせ~劲を聴きながらでなければ学習できない部分。

例えば~起勢で腕を挙げる時⇒立身中正(=身法が正しく行われているという条件の下)
①沈肩~墜肘~と劲を中指へと落とし~抜けた辺りから自然に腕が上がる。
②指先~肘~と意識を逆走させ~肩に到ると自然に腕が上がる。

実際の力~どちらも太極拳力の特徴を備えていて実用可能。
独自の力(劲の流れ)を研究開発する~が太極拳の醍醐味かもしれません。。。(^^)v
by takeichi-3 | 2016-11-26 23:58 | 放松 | Comments(0)

放松。。。先人たちの言葉

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非公開にしていた時期のものですが、、、
中国先人たちの「放松」に関する言葉を羅列してみました。
「なるほど~」と実感出来るものがあると良いのですが。。。(#^_^#)

★「松」と「萎える」の違いは、節節貫穿が伴うか否か⇒peng劲が生じる。
労宮穴と湧泉穴を放松すると、肩、肘、腕、手指~節節貫穿松が生じ、胯、膝、踝、脚底~松は地面へと到る。

★一分(重量)松開すると~一分沈重量となる⇒緩みが生じているので、体の動きが闊達になる。
十分の松開は、十分の沈重量となり、十分闊達に動ける。

★松軟は身体の一部分だけではない⇒整体(全身)。
例えば衣服。前襟や裾や袖部分を掴んで持ち上げても平均的に垂れることはないが、襟後ろ中央を持ち上げるとその他の部分は順に垂れさがっていく⇒これが、整体的な松軟な垂下⇒太極拳が求める松下沈。

★小さな石を軽く金魚鉢の中に入れると~石はゆっくりと沈んでいく。この過程の一瞬一瞬が「沈」⇒金魚鉢の底に至った小石は不動となる=「重」

★顔の緊張は、体の強張りとなる⇒顔の緊張=精神の緊張。

★松軟沈穏=重い荷物を載せた船が川を行く⇒沈重でありながら軟弾の力がある。

★松腰は、腰を緩めるのではなく~収腹(骨盤底筋部分を収める=提肛)によって完成する。

★膝を松していないと膝関節を痛める。また、脚底への下沈を阻止⇒穿透力を作り出せない。

★気を下沈させるには、含胸でなければならない。

★意念の先導により鎖骨を両側へ左右のバランスを保ちながら開く⇒沈肩墜肘、含胸抜背が生じる。

★両腕は肩からぶら下がっている縄のように⇒少しの硬さもないように。
要領(追及目標)が掴めたら、練習を途切れさせないように~数か月も経たないうちに、両腕に松沈の感覚が得られる⇒太極拳劲。

★骨肉分離が感覚で掴める=自身の骨格の存在を自覚出来るようになると、他の人が見た時、沈穏で滑らかな印象を与える⇒骨肉分離は、放松によって引き起こされる筋肉の下降⇒骨格によって筋肉が支えられている⇒站桩&套路練習時、心地よさを感じる。

★骨肉分離が掴めた後、放松となると~上体の骨格は大椎以下は一つ一つ引き伸ばされ~それに伴い、背中の筋肉も下方へと松沈~上体の放松に伴い、腿部への負担が大きくなるので痛みを感じるが、脚底は虚となっている=土踏まず部(湧泉)は、甲に張り付くように持ち上がっている⇒収腹(提肛、収臀)を形成する要素。また、バランスを保つ効果も得られる。

★全身の関節を意識(松開)した練習を続けると、筋肉がゴムのような弾力を帯びて伸びるのを感じられるようになる⇒劲の質が高くなっている⇒軽松な力でありながら、内部が充実(膨満)した力(劲)の生産。

★「無意となって、真意が得られる」
用事を済ませて家に帰る時、どの道を通って帰るかを調べるか?
そんなことはしないはず。練拳は、そのレベルまで行わなければ役に立たない⇒自然=真意。

★発劲は脚から~とはいえ、先ずは手から練習を始めなければならない。
手の拙力を取り去る⇒松とはいえ、手腕に掤劲が出現されていなければ防御も攻撃も不可能⇒手松&掤劲が出現しても、腰(股)が松沈していなければ自分の体重を利用して相手を推すことは出来ない⇒腰松すると、気沈丹田となり~脚へと下沈~整体劲が使えるようになる。

★相手の力を化するには、相手よりも松柔でなければならない。相手に強張りと停滞を悟らせてはならない。
by takeichi-3 | 2016-08-21 23:57 | 放松 | Comments(1)

永年太極拳養生功十三勢②。。。傳清泉

★(八)風巻楊柳(左右各10回)
・動作:開離歩で沈み⇒収腹、収臀~胯を固定して転腰~軸の回転で手腕を回し~後ろに到った時、掌を拳に。
《要領》
1.腰胯分離。
2.全身放松。
3.前の手~左手では肝区&右手は脾区を打つ。後ろでは拳に変えて腎区を打つ。
4.頸椎は腰と共に回転。

★(九)大鵬鹏展翅(上下各10回)⇒鳥は、蹲ってから飛ぶ~という動作を模倣。
・動作:両手を喉前で交差⇒左手が内、右手が外。両腕は体の沈みにしたがって上下で交差。脚膝にバネのある動き。
《要領》
1.全身放松。
2.下に沈む時は、吐気。上がる時は、吸気。

★(十)鳳凰左右展翅(左右各5回)
・動作:下に沈んで、腰を回し~両腕を左右に展く。
《要領》
1.左右の腰を逆方向に引っ張り合うようにストレッチ。
2.両腕は、内側左右90度に開く。手腕は真っ直ぐ、掌心上向き~掌心下向き。
3、両腕は伸びやかに開く。下半身安定。

★(十一)倒拉神弓(3回)
・動作:并歩でしゃがみ、踵は上げない。脚の靭帯のストレッチ。先に膝をマッサージして温める⇒夏は揉み、冬は擦る。目線は前方下。しゃがんだ時、手は膝の上に。目は前方。重心は前気味。三回繰り返す。手は爪先に触れて~両脚を伸ばす~しゃがんで、拳に変えて脚を押す~両脚を伸ばす~しゃがんで、掌に変えて脚を押す~両脚を伸ばす。
※膝を回すストレッチは、膝を損傷させやすい。
《要領》
1.下にしゃがむ時、眼は前を見る。胸を太腿に近づける。
2.足を伸ばしてストレッチする時、腰部は放松&腿部の筋肉放松。
3.終了時、先ず頭を上げる。両手は分け開きながら体につけ~開胸。ユックリ吸気。

★(十二)仙鶴起舞(左右各3回)
・動作:両手を伸ばし開く。片足立ち、膝を上げ~膝の高さを維持したまま開胯~外向き&内向きに脚を回す。
《要領》
1.軸足の爪先は正面に向ける。
2.膝下放松。緊張しない。膝ではなく、胯の開閉力で回す。

(十三)烏龍摆尾(1回)
★動作:尾骨、腰、背と~後ろ手の位置を三段階に変えて、胯を三回回す。
《要領》
1.目線は前のまま。上を見たりしない。
2.胯を左右に張り出す時、首は真っ直ぐ。
by takeichi-3 | 2016-07-07 23:58 | 放松 | Comments(0)

永年太極拳養生功十三勢①。。。傳清泉

傳清泉老師(楊式第四代伝承者=血族)による「永年太極拳養生功十三勢」
経絡やツボが考慮された&太極拳練習にも役立つ、良い内容の養生功です。。。


★傳清泉老師の説明、丁寧で分かり易いです。。。(^^)v




★(一)寿星松肩(左右前後各10回)
・動作:肩関節を軸として回す。
《要領》
1.後ろ方向に回す時、胸を開くように。
2.前方向に回す時、肩甲骨を開くように。
3.肘は曲げずに伸ばして(肘の力は使わない)、掌はズボンの縫い目から離さないように。

★(二)霊亀望月(3回)
・動作:握拳、肩を上げる、首をすくませてから頭を上げる、踵を上げる(吸気)、踵から震脚(吐気)~拳を開き、手指は少し力を加えて伸ばす。
《要領》
1.首を縮めて頭を上げる時、肩は風池穴へ極限まで近づける。目線は前⇒頭を上げているので望月な状態。
2.三回以上は行わない⇒脳震盪の危険。

★(三)翻雲覆雨(内向き、外向き、各20回)
・動作:手掌は真っ直ぐ、肩と同じ幅&高さで。
《要領》
1.背中は後ろに撑(張り出す)、收腹で安定。
2.重心は前傾気味、腿の内側を放松させ~足裏で体重を支える。
3.指先の上向き&下向きは明確に。

★(四)頂天立地(5回)
・動作:両腕を伸ばして、掌を向かい合わせる。
1.両手を平らに開く~胸を広げて、吸⇒腕を旋転して掌心を上向きに~松肩、沈肘、吐。
2.掌心をユックリ上に~左右向かい合わせる。上を見て、深吸。肘を曲げ~両掌を下ろす~掌心下向きに臍前から股前を押すように(気沈を誘導)⇒両肘を張り出し腕は圓に⇒開背&開腰、深吐。
3.両掌は後ろ向きで掌心上で上げる~踵を少し上げ、吸。息を吐きながら戻す。
《要領》
1.三吸三吐、両短一長。
2.腕の誘導で掌が動く。松肩、沈肘时、手の高さに注意。

★(五)鴛鴦戯水(前向き、後ろ向き、各10回)
・動作:
1.掌心は斜め上向きに押し出して弓歩。後ろに向かう時には、肘を開きながら~腕を旋転して掌心を横向きに⇒腕の圓弧(棚)によって腰が開く。前腕の旋転で掌が翻り~左右対称に斜め上に棚出。呼吸と協調。
2.掌心上向きで虚歩に~前腕の旋転で掌を下向きに前に出し、弓歩。
《要領》
開股圓档、膝と爪先の位置に注意。

★(六)天女散花(3回)
・動作:両手指を胸前で交差。腰を引き上げるように、掌を上向きにしながら上げる~踵も上げる。顎を上げて上を見る、吸。踵を落とすと同時に、上体の力を抜いて落下させる~下半身は安定、吐。
《要領》
上体が下松する時、膝は自然に曲げる。両腕は上体の放松に随うように松下垂。目線は前方。

★(七)左右車輪(左右各10回)
・動作:弓步(左から)~片手は腰に。もう一方の腕は伸ばして~掌を上向きに、腕を前から後ろに~耳の際を通るように回す。
《要領》
1.体は中正を保って不動。
2.腕は真っ直ぐ。曲げないように。
3.腕が耳を通る時、前腕を回転させる。


★後半は、明日。。。
by takeichi-3 | 2016-07-06 23:58 | 放松 | Comments(0)

背中の放松。。。気貼背

ボクシングに興味を持ったことはないのですが、、、
イップマン3に出演しているマイク・タイソンの動き~ブレがなくてイイなぁ~と。。。




★ボクサー系放松。。。
「肩の力抜いて!」とアドバイスしている声が聞こえます。
力んでいては動きの柔軟性、スピード、パワーとも死んでしまいますから、力を抜くことは基本であり、とても重要な事です⇒どこの力を抜くのか?⇒「背中の力を抜く」⇒「肩甲骨の力を抜いて可動域を広くする」

力んでいる人の特徴の一つとして肩をすくませるようになっている人がいます。この状態というのは、まさに肩甲骨が肩を押し上げている形。肩が上下するかどうかは、すぐ下にある肩甲骨に委ねられています。ですから、肩甲骨の力を抜けば、おのずと「力み」の問題は解消されます。


★で、、、私的。
ここ最近、腰の回転力を手腕に伝えるには背筋の放松が欠かせない~を実感しています。
背筋が頑張りすぎていると肩腕が放松できず~節節貫穿力が伝わらない=手腕の力(筋肉)で動かさざるおえない~を実感していますが、、、太極拳理論では???

★武式太極拳において、、、
八法&十三身法以外に重要視されている二つの身法系の一つ「气貼背」

背中に力を入れてはならない。
背中が固まっていると気が沈まない(気は背部に沿って下沈)⇒劲の沈下を阻害。
発劲の瞬間、背筋は放松していなければならない=背中の形状は、含胸と相対した鼓面を呈して気貼背の状態が現れる(荷物を背負っているかのように背中が丸まっているのは間違い)⇒劲が下沈集中(丹田に内気を集め~一気に全身に向けて発する)=劲整の為の第一条件。
by takeichi-3 | 2016-05-12 23:53 | 放松 | Comments(0)

放松~色々。。。②

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by takeichi-3 | 2016-03-11 23:56 | 放松

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