映像は、≪和式太極拳の靠≫の途中から始まっていますが、、、
この動作を攻防で使うには、相手の力の方向を聴かなければならない。
二人が手を合わせる~相手が突然に力を加えてくる~(実演=順靠)~相手の力を引き寄せた時に、背中で靠~相手を引きこめなかった時には、迎門靠を利用~(実演)~相手の力を聴いた後に、その力を失わせ(化)て処理する⇒相手がバランスを崩したら、靠。
とても分かりやすいですね。
その上、実用的です。
≪孫式太極拳の金鶏独立≫
まず、重心を安定させて座って~立ち上がる。そして~下に沈み、立ち上がる~
相手が攻撃してきたら~(実演)~手で顔を守ると同時に攻撃を加える=攻撃力が高まる⇒膀胱を破壊~
孫式太極拳の動作は穏やかな感じに見えても、いつでも攻撃が出来るような敏捷性を備えている。
≪陳式太極拳の掩手肱拳≫
掩手~合による遮断(拳を隠す)~分けながら(開)、打(出)拳~拳は遠くの敵を、肱は近くの敵を、密着している敵には靠~(実演)~相手の動きに合わせて、拳、肱、肩(靠)で攻撃する。
この三種類の発劲は同じ~相手との距離によって使い分ける⇒遠用拳、近用肘、貼用靠。
≪武式太極拳の単鞭≫
相手を引きずりこむ⇒松沈座腿して相手を動かす~右手で相手を後方に引き込み(空にする)、左手は前方に、発力~陰陽同時、同時進攻~(実演)~化してから攻撃~腰によって動く。
見栄えが良いだけでなく実用的ですね。
武式太極拳の動作は小さいが、攻撃は短く(相手との距離=路線)早い(発力)。
≪楊式太極拳の単鞭≫
(実演)~重心の移動~右手は刁手(掴む、引っ張る~蟷螂拳の手技名称に使われる)、左手は腹前に~左手は腰間から上がり立掌で相手を打っていく~刁手の働きは?~体を回しながら攻撃を防いでいる~同時に、左側からも敵が~前に踏み出して攻撃⇒単鞭は、両側を顧みることが出来る分身打法。
迎面掌と刁掌(勾手)で両手を分け広げる⇒拉(引っ張る=開展式)単鞭。
≪陳式太極拳の勾手≫
套路の中でよく出現する勾手。
例えば単鞭は、右手が勾。斜行は、左手が勾。閃通背は左手が勾。
その用法は、擒拿を防ぐ。この形だと擒拿されにくい。手を開いていると簡単に擒拿されてしまう。
また、擒拿を解くこともできる~(実演)~勾手でなくても使えるが、時間がかかる~(実演)~勾手で擒拿を解かれそうになった時の対策&その後の対策も実演~